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【SEO】手動ペナルティを解除すれば評価を下げられたままにはならないが未然に防ぐことも大切です

※ 2015/12/9:Googleのジョン・ミューラー氏がペンギンアップデートのリアルタイム更新では即座にリンクを評価できることでペナルティの更新間隔が短くなり、Google側の手動更新の手間も減る話をしたことを追記しました。

手動ペナルティを解除出来れば評価は戻る

『海外SEO情報ブログ』のエントリー「ペナルティを解除できたあとでも、悪いサイトだとしての汚名が残り評判を下げられるのか? | 海外SEO情報ブログ」に、手動ペナルティを受け、再審査リクエストで違反箇所が解決できていると認められれば、その後もペナルティを受け続けることはないことをGoogleのジョン・ミューラー氏が説明を行ったことが書かれていました。

 

次のような質問が事前に投稿されていました。

ペナルティを受けて回復したあとでも、汚名のレッテルがサイトに貼られたままということはありますか?

 

「面白い感じの質問だ」と印象を述べて、ミューラー氏はこのように回答します。

少なくとも手動の対策という観点から言えば、過去にスパム行為を働いていても、その悪い行いに対して報いを受け続けることはない。

ただし1つ例外がある。違反を繰り替えす場合だ。手動の対策を受けて問題を解消して、また別の手動対策を受けてまた解消して……、こんなことを繰り返して良いサイトと悪いサイトにコソコソと入れ替わっていれば、ウェブスパムチームは半年後には結局どうなるのか?と言って、様子をみるために待つかもしれない。

 

引用:

ペナルティを解除できたあとでも、悪いサイトだとしての汚名が残り評判を下げられるのか? | 海外SEO情報ブログ

 

手動ペナルティを受けた後、再審査にて違反箇所が解決できていると認められればちゃんとペナルティは解消されるとのことです。

 

しかし、例外としてガイドライン違反を何度も繰り返す場合、Googleでは通常よりも慎重に再審査の処理を行うので時間がかかることになり、その間もずっとペナルティを受け続けることになります。

 

そもそも何度も違反を繰り返すとなると「意図的に行う」くらいでないと起こりえないことだとは思いますが、意図的であろうとなかろうとペナルティを受けることには変わりませんので、「怪しいと判断されそうな(スパムと判断されそうな)手法は行わない」ことに限ります。

 

だからこそ不正だと判定されるようなことを行わなければ後ろめたいこともなく、もし不幸にもペナルティを受けたとしてもすぐに原因究明が出来ますので、すぐに対処も行えるでしょう。

 

【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター

 

おびえている男の写真

他にもスパムと判定されているかも。

 

未然に防ぐことも大切です

もう1つ言っておくことがあるとしたら、スパム的な悪い手法をアルゴリズムでも調べることがある。このような状況では、アルゴリズムが、問題を発見してその問題が解決されたと認識してすべてを処理するまでには、手動対策よりも長い時間がかかることもある。なので、悪い影響が残ったままだと感じてしまうことがあるかもしれない。これは、変更を認識するまでにやや長い時間がかかる品質アルゴリズムに特に当てはまる。

 

引用:

ペナルティを解除できたあとでも、悪いサイトだとしての汚名が残り評判を下げられるのか? | 海外SEO情報ブログ

 

手動ペナルティを解消した筈なのに、相変わらずペナルティは受け続けているよ・・・

 

そう感じているサイト管理者は結構多いのではないでしょうか?

(以前に勤めていた会社での経験や、私に同じ相談をされる方もいたもので。)

 

手動ペナルティはアルゴリズムで発見できないスパムを人の目を介して判定するものですが、Googleでは人の目で手動ペナルティ部分が解消されたと確認した後に、もう一度自動アルゴリズムにかけて最終確認を行っているのではないかと私は考えます。

 

そこで何もなければ晴れてペナルティ解消となりますが、この全ての処理が完了されるまではかなりの時間がかかるため、ペナルティを受け続けていると誤解してしまうと思われます。

 


また、実は手動ペナルティと同時に自動アルゴリズムにも引っかかっているペナルティが存在していて、それが原因で相変わらずペナルティを受けたままであるケースもあるのではないかと推測します。

 

これはあくまで私の経験則なのですが、手動ペナルティは全てリンク否認やページの削除で対応したのにそれでもペナルティを受けたままのサイトには総じて「手動ペナルティは受けなかったがスパムと判定されてもおかしくない被リンク(ネガティブSEO)」が残っていたりします。

 

残念ながら低品質なサイトからの被リンク(ネガティブSEO)の全てにおいて手動対策メッセージが来るとは限りませんし、自動アルゴリズムでのペナルティであれば手動対策メッセージは来ないので発見しにくいのです。

 

手動対策メッセージは来ていなくても明らかに低品質なサイトからの被リンク(ネガティブSEO)を発見したなら、前もってリンク否認を行っておくとよいでしょう。

 

【SEO】手動ペナルティはなくならないので常にネガティブSEOには注意しておこう - 検索サポーター

 

 

ペンギンの写真

やっと俺の出番だ!

 

ペンギンアップデートがリアルタイム処理されます

年内の実施はなくなり来年以降となりましたが、次回のペンギンアップデートからはリアルタイム処理されることになっています。

 

リアルタイム処理されるということは、被リンクに関しては常に自動ペナルティの判定がなされていることにもなるので、手動ペナルティに関してもリンク否認の承認までの時間が早まることになると考えられます。

 

これによってリンク否認を早く行えば行うほどペナルティ期間が短くなると共に、今までのように手動ペナルティを解消した筈なのに相変わらずペナルティを受け続けていると誤解することもかなり少なくなるでしょう。

 

【SEO】順位変動はペンギンアップデートの前触れ?予告通りに年内に実施されるか - 検索サポーター

 

期間が長かろうと短かろうとペナルティは極力受けたくないものです。

 

繰り返しとなりますが、不正だと判定されかねないことを行わなければ後ろめたいこともなく、もし、不幸にもペナルティを受けたとしてもすぐに原因究明が出来ますので、対処も早く、その分解除の判定も早くなりますよ。

 

 

【追記】

ジョン・ミューラー氏がペンギンアップデートのリアルタイム更新では即座にリンクを評価できることでペナルティの更新間隔が短くなり、Google側の手動更新の手間も減ることを話しました。

 

また、被リンクの価値が下がるのか?という問いについては、明確な返答は行いませんでした。

 

次期ペンギンがリアルタイム更新になる理由は? リアルタイムのペンギンはリンクの重要性を下げるのか? | 海外SEO情報ブログ

 

 

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