前回のペンギンアップデートから一年
前回のペンギンアップデートから約一年(前回更新:2014年10月下旬)、次回のペンギンアップデートが数カ月先に実施される気配であることが『海外SEO情報ブログ』のエントリー「次回のペンギンアップデート更新は数か月先、前回更新から1年の間隔が空きそうな気配 | 海外SEO情報ブログ」で報じられていました。
パンダは内部SEO対策、ペンギンは外部SEO対策と言われるように、ペンギンアップデートでは「不自然なリンク」や「有料リンク」をもらっていないか、また、相互リンクなどを行っていないかなど、主にリンクについてチェックが行われるアップデートです。
リンク以外であれば、ディスクリプションなどに関連性のない単語を詰め込んでいないか、隠しテキストや不正なリダイレクトがないか、スパム的な手法が行われていないかなどもペンギンアップデートでチェックされます。
GoogleのGary Illeys(ゲイリー・イリーズ)は、Twitterでの一般ユーザーからの質問に次のように返信しています。
ユーザー: ペンギンの更新はもうすぐやって来るパンダ(の更新)と一緒に来ると期待してもいいですか?
イリーズ氏: いいや。ペンギンの更新は数か月先だ。
数か月先と言っていますが、実際にはいつになるかは未定ということでしょうね。
引用:
恐らく多くのサイト管理者、ブロガーの皆様にはあまり関係のない話ではあると思いますが(有料リンクを買っているなんてないですよね?)、不自然なリンクを貼られている、ネガティブSEOの攻撃を受けているということもあるかもしれません。
少しでも被害を受けないよう、Googleサーチコンソールにて「手動による対策」を定期的に(出来れば毎日)確認しておきましょう。
もし、手動ペナルティを受けてしまったなら、すぐにリンクの否認申請を行いましょう。
【SEO】不自然なリンクの削除(リンク否認)はやっておくべきです - 検索サポーター
(サイトの)生存戦略、しましょうか!
ところでパンダアップデートはどうなったの?
良質なリンクをたくさん獲得しリンクの総合的な状況が改善すればペンギンによる低評価を打ち消すことが可能とのことでした。
したがって良いコンテンツを作ってプロモーションし、質が高いリンクを得る努力を続けていくことが、更新を待たずしてペンギンによる順位下落を回復させる唯一の方法かもしれません。
引用:
ペンギンアップデート対策として、低品質サイトや自動生成サイトからのリンクを前もって否認しておくのも方法の一つです。
とはいえ、良いコンテンツを作り続けることこそが王道であり正解ですし、質が高いリンクを得る努力を続けつつ、しっかりメンテナンスも行うことで次第にSEOに強いサイト(ブログ)となっていくのです。
ところで、パンダアップデートってどうなったんですかね?
既に予告された2週間~1か月が過ぎていますし、先週末にでも行われるのではないかと言われていたのですが・・・
【Google】SMXで語られた2〜4週間後のパンダアップデートと注目すべきSEOネタ - 検索サポーター
まあ、多くの人が意識しなくなった、忘れた頃にやってきてペナルティを受けたサイトが右往左往することになるのかなと・・・
誠実に、真摯にサイト(ブログ)を運用していれば、パンダが来てもペンギンが来ても、そんなに焦ることも起こらず、また、嫌な結果にもならない(むしろ良い方向に向かうこともある)でしょう。
【追記】
ついにパンダアップデート4.2がやって来ました!
予告から一か月半とかなり遅れた実施であり、完全ロールアウトまでは数カ月かかるそうです!
【Google】ついにパンダアップデート4.2が開始!完全ロールアウトまでは数ヶ月を要す見込み - 検索サポーター