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【SEO】被リンクの比率、割合調整のためにnofollow属性を付加するのではない

手段が目的に変わっています

『Web担当Forum』のエントリー「Bingもグーグルに追随、検索の完全HTTPS化に踏み切った | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「被リンクの比率を高めるためにnofollowを付けるべきか」に、Googleのジョン・ミューラー氏のメール相談の回答、発リンクと被リンクの割合は日々のサイト管理で気にかけるべきことではないことが書かれていました。

 

SEO都市伝説というかいまだに「数に拘る」、法則を見つけようとする(作り出そうとする)ことってありますよね。

 

コンテンツ内のキーワードの比率、割合は5~7%とか、発リンク数は1ページ100以上はダメとか、ページの文字数は1500~2000が適切(SEOに強い)とか・・・etc

 

今回の被リンクの比率、割合の話もそうです。

 

明らかにそれは「ユーザーのための調整」ではなく、「検索エンジンアルゴリズムのための小手先のSEO対策、調整」です。

 

物事の本質(ここでは「ユーザーのためという大前提」)を無視して法則を作り出し、小手先のSEO対策を行っても、アルゴリズムがちょっと変更、更新されただけでその法則は簡単に壊れ、通用しなくなります。

 

物事の本質を無視している、ただ真似ているだけの対策ですからね。

(ただ鵜呑みにして理解していないものに応用が出来るわけもありません。)

 

もしSEO対策に困ったら「手段を考える」のではなく、「ユーザーにとって何が有用か」を考えるようにしてください。

 

それって「ユーザーのため」なの?

それって「ユーザーのため」なの?

 

nofollow属性を付加するもの

nofollow属性は、リンク先ページの信頼性を保証できないときや広告リンク(有料リンク)を設置したりするときに付加するものだ。役に立つサイトをユーザーに紹介するときに付けるものではない。

それに発リンクと被リンクの割合などは、日々のサイト管理で気にかけるべきことではない。

 

引用:

Bingもグーグルに追随、検索の完全HTTPS化に踏み切った | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

以前に当ブログのエントリーでも触れましたが、nofollow属性は、広告リンク(有料リンク)や、信頼性のないページに付加するものです

 

あくまで本質は上記の通りであり、被リンクの比率、割合調整のためにnofollow属性を付加するのではありません。

 

【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「rel="nofollow"」をつけましょう - 検索サポーター


また、「厳密に言えば」アフィリエイトリンクにもnofollow属性をつけて然るべきであります。

 

多くのASPはそのアフィリエイトリンクにnofollow属性を付加していませんが、それは「Googleが広告リンクと認識しているので御目こぼしされているだけ」とも言えます。


(Amazonのような有名なASPなら誰もが「広告リンク」と認識出来ますよね。)

 

とはいえ、お目溢こぼしにあっているからといって、アフィリエイトリンクを過剰に貼りすぎるとやはり検索に弱くなる、ページの評価が下がることになります。

 

これはnofollow属性云々というよりは、とにかくユーザーをアフィリエイト先に流そうという行為が「ユーザーのためにならない」とGoogleに判定されている、「押し売り」していると判断されるからだと言えるでしょう。

 

※ 参考

アフィリエイトリンクにnofollowが入っているASPまとめ!Googleに評価されるサイトを作りたいなら、これらのASPを活用しよう。 - SONOTA

 

SEOのこと考えすぎじゃね?

SEOのこと考えすぎじゃね?

 

SEOに繋げて考えすぎていませんか?

これも以前に当ブログのエントリーで触れたことですが、昔は「alt属性にキーワードを詰め込むことがよい」というSEO施策が語られていましたし、実際に行っているサイトも沢山ありました。

 

しかし、今はこれは「キーワードスタッフィング」としてスパムと判定されます。

 

そもそもalt属性は何のためにあるのかをしっかり考えれば、キーワードを詰め込むことはダメなことだと分かります。

(alt属性は「画像を端的に説明するテキスト」だからです。)

 

【SEO】alt属性は「画像を端的に説明するテキスト」にする - 検索サポーター

 


SEOを生業としている私が言うのもナンですが、サイト管理者、ブロガーなど多くの人がSEOに繋げて考えすぎています。

 

物事の本質、ユーザーのためという大前提を無視して施策を行ったところで、例え結果が出てもそれは一過性のものにしかなりません。


何のための施策なのか?

SEO施策に限らず、サイト(ブログ)を改善する際には必ず考えてみてくださいね。

 

 

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