※ 2015/9/24:Google AdSenseでの警告メッセージの対処方法へのリンクを追記しました。
PV病に捉われていませんか?
シルバーウィーク最終日の夜ですね。暫くブログ更新に間をあけてしまいました。
シルバーウィーク中、私は9月で東京を離れる友人(前に所属していた会社の後輩)と、東京の最後の思い出作りを兼ねて飲んで食べて遊んで過ごしました。
また、仕事で請け負っているサイトの更新なども行っていました。
シルバーウィークも終わるので、明日から通常営業に戻ります。
(ブログ更新もほぼ毎日に戻します。)
閑話休題。
『Web担当Forum』のエントリー「「ブログを書いても読んでもらえない」そんな人が試すといい3つのこと などSEO記事まとめ10+2本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「「ブログを書いても読んでもらえない」そんな人が取り組むといい3つのこと」に、「ブログを書いても読んでもらえない」「ソーシャルメディアでもぜんぜん拡散されない」、そんな悩みをもつ人に向けた記事が紹介されていました。
私も以前にSEOを行う前に先ずは自分のビジネスに必要なコンテンツを揃えること、そのためには目的をしっかり決めることだとエントリーしました。
【SEO】検索流入の分析の前に目的(テーマ)を考える - 検索サポーター
目的を決めてしまえば「それに該当するユーザーを集めるにはどうすればいいのか?」ということを考え、実現する方法を探るものですが、目的が決まっていないと「とにかくPVを増やしたいというPV病」に捉われてしまうことにもなります。
(はてなユーザーなら「とにかくブクマを増やしたい」「とにかくはてなスターが欲しい」というのもありますね。)
これはブログマネタイズ界隈でよく語られる「個人ブログでもPVを増やせば好きなことを書くだけで広告収入が見込めるよ」という甘言、言葉そのままに鵜呑みにして踊らされてしまっていることもあるのかなと思います。
※ 外部参考エントリー
最近、個人ブログならPV数って気にしなくても良いんじゃないのかな?と思うようになってきた。 - 鈴木です。
そう簡単にPVは増えません。
分かりやすい数字だからこそ拘る?
確かにPV数やSNSでのシェアなどは誰にでも分かりやすい数字ですし、他のサイトとも比較しやすく権威の指標にもし易い数字です。
「わずか数か月で○○万PV突破!」とか「広告収入が○○万円突破!」などは、凄く分かりやすく誰でも凄い!って思っちゃいますからね。
(炎上、煽り商法でPVを集めているブロガーは賞賛こそされるかもしれませんが、全く尊敬されることはない、それとこれは別の話ですしね。)
特にこのPV病は、雑多ブログを書いているブロガーほど捉われてしまっている傾向にあるかなと個人的に思います。
(雑多ブロガーこそこの手の話題はとても気にするからかほぼ毎日目にする、むしろ自分がエントリーとして書いてしまっていることが多いのではないでしょうか。)
【追記】
ちなみに、むやみに広告収入について暴露してしまうことは違反行為であり、AdSenseに限らず、広告の停止処分になることもありますので気を付けてくださいね。
(知ってか知らずか、よくこれをやってしまっている、ブログにエントリーしちゃってる雑多ブロガーをよく見かけるので。言いたくなる(自慢したくなる)気持ちも分かりますけどね…)
※ Google AdSenseの警告メッセージの対処方法が公開されています。ご参考にしてください。
Inside AdSense : 教えて!Google AdSense 先生(4): 警告メッセージへの対応方法
【ブログ運営】雑多なブログは稼げないし、SEOも弱いことをもう一度語る - 検索サポーター
特にマネタイズするならそれなりの戦略が必要です。
PV数や好きなことを書くことが目的でもよいが
もちろんPV数を増やすことが目的だったり、PV数に拘らず自分の好きなことを書くことが目的でブログを運営しても構いませんが、その上でマネタイズも実現したい、もっとPV数も増やしたい、ネットで有名になりたい…など、後付けで目的を増やしてしまって、自分自身でその目的に苦しんでしまうユーザーも多いものです。
そうなるためにはそれなりに実現する方法を考え、実行しなければいけませんが、「SEOをやれば(無条件に)検索流入が増える」という言葉だけを鵜呑みにして、小手先のSEO施策に終始してしまっていることもよくあることです。
【SEO】(内部施策編)昔と今は違います。古い小手先のSEO施策は捨て去ろう! - 検索サポーター
検索流入からのPV数を増やすなら「潜在顧客のニーズに応えられるコンテンツだからこそ検索エンジンでの評価も向上していく」という検索エンジン(SEO)の原理原則をしっかり理解しましょう。
以下のことをしっかり考えてみましょう。
取り組むといい3つのこと
- 自社のビジネスを知る
- 顧客を知る
- 製品を超えて考える
コンテンツはSEOの基盤であり、優れたコンテンツがなければ、どんなSEOも役に立たない。
そして、優れたコンテンツを作るために必要なのは、検索エンジンのアルゴリズムを知ることでもなければ、SEO向けのHTMLの書き方を学ぶことでもないし、キーワードをページ内でどのように配置するかを教えてもらうことでもない。
引用:
「ブログを書いても読んでもらえない」そんな人が試すといい3つのこと などSEO記事まとめ10+2本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
例としてあげられた3つのことは企業のブログ(オウンドメディア)向けに書かれたものですが、個人ブログ、アフィリエイトブログなどにも通じる話です。
自分のブログの売りは何か?
どんなユーザーが閲覧するか?
売るもの(提供するもの)の情報だけでなく、どんな背景、関連することがあるのか?
SEO云々を考える、実施する前に、上記の3つのことをしっかり考えなくてはいけません。
当ブログではしつこく言っていることですが「SEOは手段であって目的ではありません。」
「SEOをやれば(無条件に)検索流入が増える」と考えてしまうと必ず失敗します。
それどころか理解していないゆえにブラックな手法、スパム紛いなことをやってしまって、逆にペナルティを食らってしまうという笑えない状況になることもあるからです。
繰り返しになりますが、「潜在顧客のニーズに応えられるコンテンツだからこそ検索エンジンでの評価も向上していく」という検索エンジン(SEO)の原理原則を理解しましょう。
それこそが最大のSEO施策となりますよ。