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【Google】インタースティシャル設置ページはモバイルフレンドリーとみなさないことに

※ 2015/9/3:Googleのインタースティシャル規制について、日本語版公式ページのリンクを追記。

モバイル検索順位が下落します

Googleは、モバイル検索から流入した際に「アプリのダウンロードを促すインタースティシャルがページの大部分を占めているページ」をモバイルフレンドリーとはみなさないと発表したことが『海外SEO情報ブログ』のエントリー「Google、アプリダウンロードのインタースティシャルを設置しているページはモバイルフレンドリーとみなさないことを決定。モバイル検索で順位ダウンも | 海外SEO情報ブログ」で報じられていました。

 

インタースティシャル、個人的にもウザい仕組みだと思っていましたし、Google内部からも「インタースティシャルは妨げになっている」「苦痛である」という不評、不満の声は以前より上がっていました。

 

【Google】インタースティシャルはコンテンツの邪魔であり、無理に見せる広告はコンテンツの価値も下げる - 検索サポーター

 

当ブログでは以前よりインタースティシャルは「広告を無理矢理見せる」手法なので、ユーザーの利便性に寄与しないことはもちろん、SEOにも不利になることを書いてきました。

 

インタースティシャルによって検索順位が落ちるという直接的な原因とならないとしても、多くのインタースティシャルはユーザーにとっては明らかに不必要かつ不便な仕組みだからというのが理由です。

 

ユーザビリティが悪いページが「質のいいコンテンツ」と評価されるわけもありません。


だからこそ私は検索順位が落ちる、SEOに有効ではないと考えていました。

 

そして今回、「11月1日からはランキング要因となる」ことをGoogleが公式に発表しました。

 

モバイル検索結果からの流入時にインタースティシャルを見せるページは、今後は検索順位が下落することをしっかり認識しておきましょう。

 

※ Google公式ページ

Official Google Webmaster Central Blog: Mobile-friendly web pages using app banners

 

【追記】

※ 日本語版のGoogle公式ページ

Google ウェブマスター向け公式ブログ: アプリバナーでよりモバイル フレンドリーなウェブページを

 

あちゃー、順位落ちてる・・・

あちゃー、順位落ちてる・・・

 

広告が嫌われているのではなく、広告の見せ方が嫌われている

インタースティシャルの表示を消そうとして、小さな「xボタン」をすぐに見つけられず、ずっと広告が表示され続けるのはもちろん、さらに「xボタン」がうまくタップ出来ずに誤って広告コンテンツに飛ばされてしまう・・・

 

こんなことでイラッとすることはありませんか?

 

(むしろ「誤タップ」狙いで広告を設置している、広告費を稼いでいるモバイルコンテンツは沢山ありますよね。)

 

そもそもそんな姑息なことで集客した、モチベーションの低いユーザーを集めても広告主は(売り上げに繋がらないので)喜びませんし、それどころか(姑息な広告設置をしたサイト管理者が悪いとしても)広告主に対しての心証が悪くなる一方です。

 

広告費を払ってお客ではなくヘイトを集めている・・・とても馬鹿げていることですよね。

 

(話が少し逸れますが、)ちなみに「広告取り消し」にあうサイトは、往々にして上記のような傾向が強いです。

 

なぜなら、「広告主にお客さんどころか、その他バリューすら与えていないから」です。

 

あくまで「広告」なのに、特に「サイト管理者が儲ける方法」ばかりを語り、その仕組みを導入しているサイトにだれが好き好んで出稿する広告主がいると思いますか?

 

【Google】誤タップでは稼げなくなる。AdWordsモバイル広告の誤タップ回避策を発表 - 検索サポーター

 


広告というと多くのネットユーザーが嫌っている対象であるかのように語られることがありますが、決してそうではありません。

 

「広告が嫌われているのではなく、広告の見せ方が嫌われている」のです。

 

広告に限らず、誰しも「強制的に」見せつけられるものは嫌なものです。

 

また、ユーザーの操作ミスや誤解を狙った広告配置が好意的に見られることも絶対にありません。

 

だからこそ今回、インタースティシャルは明確にランキング要因、検索順位下落の要素だとGoogleが定義したと言えるのではないでしょうか。

 

この広告ムカつくわー!(怒)

この広告ムカつくわー!(怒)

 

 

チェックと代替案

ちなみにGoogleが提供するチェックツールではすでに対応がなされています。

(インタースティシャルを検出し、レポートに表示されます。チェックしてみて下さい。)

 

Mobile-Friendly Test

 

Google Search Console

 


また、インタースティシャルの代替案としては下記の2つの方法を示しています。

 

そこでアプリのダウンロードをプロモーションするための、インタースティシャルの代替策として次の2つの方法をGoogleは紹介しています。

これらは、ページのヘッダーやフッターなどにバナー形式表示される、アプリのダウンロードを促すためのパーツです。
インタースティシャルとは異なり、そのページのコンテンツに覆いかぶさるようには表示されません。
つまりユーザーの閲覧を阻害しません。

 

引用:

Google、アプリダウンロードのインタースティシャルを設置しているページはモバイルフレンドリーとみなさないことを決定。モバイル検索で順位ダウンも | 海外SEO情報ブログ

 

まあ、一番簡単な方法はインタースティシャル自体をなくしちゃえばいいのですけども。


(残念ながらそうは簡単にいかない人もいますからね・・・うまく対策出来ない人にとっては、広告を取るか、モバイル検索順位の下落を取るかの選択ですね。)

 

 

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