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【SEO、SEM】GoogleとYahoo!の最大の違いは「興味対象が違う」こと

重要ポイントは…

GoogleとYahoo!の共通点と相違点

ウェブマーケティングのポータルサイト『MAKEPO』に「GoogleとYahoo!のSEO、共通点と相違点 │ はじめてのSEO時間をかけずに自分でできるSEO対策 │ コラム - MAKEPO(マケポ)」というエントリーがアップされていました。

 

エントリーには共通点である「検索アルゴリズム」、相違点である「検索機能」について書かれていますが、これは検索エンジン側の視点からの共通点と相違点を述べただけです。

 

その検索エンジンを実際に使うユーザー側の視点について言うならば、GoogleとYahoo!ではユーザー層はかなり違っているといえます。

 

その違いについて、私なりの雑感をまとめてみたいと思います。

 

考えている男の人の写真

どう違うのか?

 

 

興味対象が違う

サイトやブログを運営していて検索流入を気にしている人であれば、GoogleとYahoo!では検索ワードのボリュームはもちろん、検索流入が多いページも全く違うことを感じているのではないでしょうか

 

日本では今だにYahoo!検索が一番多く使われている傾向にあります。

 

ですが、(以前のエントリーにも書きましたが)当ブログでは全く逆の傾向となっている、GoogleとYahoo!で比べるとGoogleの検索流入が圧倒的に多い傾向となっています。

 


【検索エンジン】当ブログの流入は『Google > Yahoo!』です - 検索サポーター

 

この傾向は半年前のブログ開設当初から現在まで続いています。

 

更に言えば、GoogleとYahoo!では検索流入が多いページも全く違っています

 

例えば、当ブログの直近一週間でのGoogleの検索流入が一番多いエントリーはこちらです。


【アクセス解析】リファラスパムについて対策を書いてみました - 検索サポーター

 

また、直近一週間でのYahoo!の検索流入が一番多いエントリーはこちらです。


【ローカルSEO】GoogleとYahoo!の検索時における現在地情報の違い - 検索サポーター


検索流入先ページが違うので、もちろん検索ワードの傾向も違っています。

 

当ブログに限って言えば、Googleは「技術的なことに関するワード」で検索される傾向であり、Yahoo!は「事象に関するワード」で検索される傾向にあります

 

パソコンを眺めている男の人の写真

検索されるワードも違います。

 

 

リスティング広告の傾向も違う

自然検索の傾向が違うように、GoogleとYahoo!ではリスティング広告(SEM)の傾向も違います。

 

私の肌感覚では、Google検索のユーザーはGoogleアドワーズはあまり押さない(よほどマッチした広告でないと押さない)のに対し、Yahoo!検索のユーザーはYahooプロモーション広告であっても押す(そもそも広告を意識していない人が多い)という感覚があります。

 

言ってしまえば、Google検索ユーザーのほうがネットリテラシーは高めです。

 

Yahoo!は現在はGoogleから検索アルゴリズムの提供を受けているので、自然検索の検索結果は大きく変わることはありませんが、リスティングなどの広告枠、技術は独自のものです。

 

そして、最大の違いは「ユーザーの興味対象が違う」ため、GoogleとYahoo!で同じワード、同じ広告文で出稿しても、コンバージョンに繋がる数はかなり違ってきます。

 

(以前勤めていた会社でリスティング運用を行っていたとき、Yahoo!では成約するのに、Googleではあまり成約しなかったことを私は何度も経験しました。)

 

 

頬杖をついて考えている男の人の写真

戦略を立ててみよう。

 

自サイトの傾向を探って戦略を立ててみる

GoogleとYahoo!でユーザー層が違うように、検索エンジン以外の流入、例えばキュレーションサービスでもユーザー層は違ってきます。

 

当ブログに限って言えば、GunosyとSmartNewsではユーザーの傾向がかなり違います。

 

Gunosyは流入こそ多いですが、ソーシャルのシェア(他メディアへの広がり)がほとんどなく、SmartNewsは流入こそは少ないですが、ソーシャルのシェアが多い傾向です。

【キュレーション】SmartNewsでピックアップされるメリット - 検索サポーター

 


あなたのサイト(ブログ)はどうでしょうか?

GoogleとYahoo!、どちらの流入が多いでしょうか?


今現在の強みを生かすべく、検索流入が多いほうのユーザーを更に増やすもよし。

新規ユーザーを増やすべく、検索流入が少ないほうのユーザーを想定して、エントリーの雰囲気を変えてみるもよし。

 

自サイトの傾向を探って、戦略を立ててみてください。

 

【追記】

GoogleとYahoo!の検索ユーザー傾向の違いを見極めて戦略を練ることについて、更に考察をまとめてみました。

合わせてお読み下さい。

 

【SEO、SEM】GoogleとYahoo!のユーザー傾向の違いを見極めて戦略を練ろう - 検索サポーター

 

(当ブログは「Yahoo!検索からの流入をもっと増やすこと」が目下の目標です。取り扱っているテーマがテーマなだけに「内容が難しい」と言われることがありますので、もっと分かりやすいエントリーをするように心がけていきたいと思います。)

 

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