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【SEO】Google「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」を改訂(2017年版)

※ 2017/12/22:Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増え、日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったことを追記。

 

去る2017年12月12日に、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」が改訂されました。

 

※ 日本語版:

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

 

数年ぶりのガイド改訂ですが、以前のバージョンと比べても大幅な内容の変更はありません。

 

むしろ基本的な内容に限れば今までとほぼ同じ内容になっています(基本的なことだからこそ変わることはないのだとも言えますが)。

 

今回のガイドにて変わったのは以下の項目で、現状のWebメディアに則した記述が今回のガイドから新たに追加されています。


(検索結果に表示される内容が微妙に変わったり、スマートフォンの普及によりモバイルフレンドリーであることが求められているからと言えますね。)

 

  • コンテンツを最適化する
  • 構造化データマークアップを追加する
  • サイトをモバイルフレンドリーにする


また、ガイドには各項目別に「おすすめの方法」と「避けるべき方法」について具体的な例が挙げられています。

 

SEOをこれから勉強しようという初級者の方だけでなく、既にある程度は理解している中級者の方、いや、全ての方が是非ご一読することをおススメすると共に、このエントリーでは「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」についてご説明をいたします。

 

 

Googleにユーザーと同じようにページを認識してもらう(Fetch as Google)

Googleにコンテンツページのレンダリングとインデックスの登録(検索結果に登録する)を実現するためには、JavaScriptやCSS、画像ファイルなどへのアクセスをGooglebot(クローラー)に許可する必要があります。

 

robots.txtにて関連するファイルへのクロールの許可を行わない場合は、クローラーとユーザーで表示されるコンテンツ内容が違ってしまうため、コンテンツページのレンダリングとインデックス登録のどちらも阻害することになってしまいます。

 

【Google】CSSやJavaScriptのクロールをブロックするとSEOに影響 - 検索サポーター

 

このような場合は「Fetch as Google」を使うことを推奨します。

 

「Fetch as Google」はクローラーがJavaScript、CSS、画像ファイルを正しくクロールしているのかを確認することが出来るのです。

 

しかし、「Fetch as Google」と言うと、誰もが「即座にGoogleのインデックスに登録するためのツール」だと捉えている、その用途として使用している人が大多数でしょう。

 

正確に言えば「Fetch as Google」はすぐにインデックスを行うものではなく、「あくまで検索評価のリクエストを送信を行うもの」であり、「コンテンツページのレンダリング確認を行うためのツール」でもあるのです。

 

【SEO】Fetch as Googleの機能「取得してレンダリング」でサイトが正しくクロールされているかを確認しよう - 検索サポーター

 

【SEO】「Fetch as Google」はすぐにインデックスするものではなく、リクエスト送信をするだけのものです - 検索サポーター

 

よって、コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行うことを私はおススメします。

 

検索結果に適したタイトルとスニペットを作成する(タイトルとdescription)

これはもう言わずもがなですね。

 

コンテンツページのタイトルとスニペット(特にdescription(概要、要約文))は検索結果に表示されるのですから重要な要素です。

 

特にタイトルは検索クエリとの関連性よって強い検索評価となります(ランキングシグナルとされています)。

 

そしてdescriptionは、検索評価には繋がらない(ランキングシグナルとして評価されない)とはいえ、「検索ユーザーを引き込む(検索結果からユーザーに選んでもらう)」には大きな影響を与えます。

 

なぜならば検索結果にはタイトルとdescriptionが表示され、検索ユーザーは検索結果に表示された情報を元にしてコンテンツページの内容を(自分が求める情報があるかを)想像し、閲覧するかどうかを判断するからです。

 

【SEO】タイトルとメタディスクリプションから検索流入を増やす「SEOの基本」 - 検索サポーター

 

特にdescriptionは「面倒くさいから」という理由で設定していなかったり、設定していなければGoogleが自動でコンテンツの文頭や検索クエリに応じたコンテンツの該当部分を抜き出してくれるため、あえて設定を行わない人も多いものです。

 

しかし、全く見当違いの文章がピックアップされているなんてこともよくあることです。


それが原因で検索流入を減らしているのであれば、コンテンツ内容を一番知っている自分がまとめた概要、要約文がdescriptionに表示されるほうがまだよいでしょう(とはいえ、自分が設定したdescriptionが必ず設定されるとは限りません)。

 

更に言えばコンテンツ内容を短く分かりやすい文章にまとめることは、日常で文章を書く、使う際にも応用できるので文章力の向上に繋がります。


(これはSEOというよりはライティングスキルが身につくという副次的な効果ではありますが。)

 

【SEO】検索スニペットに表示するメタディスクリプションは検索流入を増加させる - 検索サポーター

 

ちなみに私はタイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを常に意識しています。

 

【追記】

Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増えました。

日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったので、これからは250文字を目安にしてdescriptionを作成しましょう。

Google: Fundamentals of writing meta descriptions don't change with longer search snippets

 

(descriptionに文字数の制限はありませんが、スニペット表示ではデバイスの検索結果表示に合わせるため、必要に応じて文章が切り捨てられてしまいます。よって最初からPCでの表示に合わせた250文字を目安にして、自分でまとめた文章を設定するとよいという考えです。) 

 

URLの使用方法を理解する(ナビゲーションと分かりやすいURL)

サイトのナビゲーションはユーザーに必要な情報が掲載されているコンテンツページをすばやく見つけてもらうためにも重要な機能です。

 

たとえ検索流入によって最下層のコンテンツページからユーザーが流入したとしても、カテゴリ分けされた上位ページや、関連情報が掲載された別のコンテンツページを容易に辿ることが出来るとユーザビリティは向上します。

 

それを実現するべくグローバルメニューはもちろん「パンくずリスト」などのナビゲーションを設置すれば、サイト内での閲覧ユーザーの移動が容易となり、結果的に滞在時間、PVが増えることにもなるのです。

 

また、SEOを考慮してサイトのディレクトリ階層とURL表記を合わせることを強く意識するかも知れませんが、実はこの施策によって検索評価が上がるということはありません。

 

URLの長さは検索順位(ランキング)に影響を与えず、ディレクトリ階層が浅い(上位のページである)からといって検索評価が上がることもないのです。

 

これは「ディレクトリ階層」と「リンク階層」を同じものだと捉えることで起きる勘違いです。

 

SEOというよりは「ユーザーへの分かりやすさ」を求めた施策と言えます。

 

※ ディレクトリ階層とリンク階層の違いの説明については以下のページをご参照ください。

【SEO】URLのディレクトリ階層はクロールとインデックス、SEOにて影響を与えることはない - 検索サポーター

 

更にURLについて言えば、「日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか?」という議論もありますが、SEOにてどちらが有利であるということはありません。

 

【SEO】日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか? - 検索サポーター

 

ただし日本語URLだと英数字・記号に変換される(エンコードされる)環境も多い(SNS上では変換されて表示される)ので、私は個人的には英単語表記でのURLをおススメします

 

どちらにしても理解できない単語が含まれている(無機質な文字と数字の羅列による)極端に長く暗号のようなURLはユーザーを困惑させます。

 

(これはナビゲーションのカテゴリやタグにも言えることです。明解かつ端的な言葉(ワード)を使って分類を行いましょう。)

 

ナビゲーションもURLも、SEO云々よりは「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がけることがよいでしょう。

 

リンクを上手に使う(nofollow)

適切なリンクの設置は外部、内部リンクに関わらず、SEOではプラスに評価されます。

 

そのリンクがある(情報を紹介する)ことでユーザーに有益な情報を提供することはもちろん、リンク先のコンテンツページがリンクを貼ったコンテンツページと密接に関係するものであればあるほどコンテンツページの情報の価値を高めることにもなるからです。

 

【SEO】関連記事へのリンクでユーザーに良質な情報を提供することは結果的にSEOでプラスとなる - 検索サポーター

 

ただし、手段を目的にしてしまって「リンクを貼ればよい」となってしまうと全く意味がありません。

 

関連性がないリンクを大量に貼るのは逆にスパムだとみなされて、SEOではマイナスとなることは言わずもがなです。

 

特に外部リンクについては被リンク、発リンクともnofollowの概念をしっかりと理解する必要があります。

 

【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「nofollow」をつけましょう - 検索サポーター

 

ここで間違わないで欲しいことは、Googleはリンク売買を禁止しているわけではないという事です。

 

「広告(PR活動)」としてのリンクは「rel="nofollow"」属性を入れ、検索エンジンにその旨を認識させることは認められています。


(だからこそアフィリエイトのリンクなどはnofollowを使うことが求められているのです。)

 

また、低品質のリンクがウィジェットに埋め込まれたまま様々なサイトへ配布されているケースについても注意が必要です。

 

自分の意志で行っていることではないとはいえ、nofollowが使われていないウィジェットを使うことでペナルティを受けるのは自分自身のサイトですから極力使わないようにしましょう。

 

【SEO】nofollowでないウィジェットリンクはスパムとみなすことをGoogleが改めて通告 - 検索サポーター

 

宣伝目的や、あるサイトに否定的に言及すると共に自身のサイトへの評判、検索評価をそのサイトには与えたくない場合などはnofollowを使いましょう。

(後者については言及すらしない、スルーするのがベストではありますが…)

 

特に外部リンクについてはnofollowの概念をしっかりと理解し、適切に使用することを心がけてください。

 

画像を最適化する(alt属性)

画像ファイルに分かりやすいファイル名を付けて、alt属性の説明を入力する。

これももう言わずもがなな施策です。

 

alt属性を使用すると、何らかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できるのはもちろん、目が不自由な人などが使う読み上げソフトでは、画像の説明のためにalt属性を読み上げてくれます。


(altはalternative、つまり「代替」なのです。)

 

SEOに有効だからと考えるのではなく、ユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定するものだと考えれば理解できる施策です。

 

(そう考えることが出来たなら目が不自由な人に「alt属性に上位表示させたい複数のキーワードを盛り込んだテキスト」を聞かせることがいかにユーザービリティを損なうか、スパム行為であることかが分かるでしょう。)

 

【SEO】alt属性は「画像を端的に説明するテキスト」にする - 検索サポーター

 

このalt属性もdescription同様に「面倒くさいから」という理由で設定されないことが多いのですが、何らかの理由で画像が表示されない場合の説明としてユーザーにとって有効であると考えれば、ないよりはあったほうがよいと結論付けられます。

  

サイトをモバイルフレンドリーにする(MFI)

モバイルファーストインデックスを意識したモバイルフレンドリーについて。

 

本日、Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)について(Googleの現在のクロール、インデックス登録、ランキングのシステムをモバイル版にシフトすること)についての情報を発表しました。

 

※ 参考:

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けてサイトを準備するためのヒント

 

このようにGoogleがデスクトップからモバイルへと評価基準を変更を開始したのは前述の通り、スマートフォンの普及によるユーザビリティを考慮した場合、モバイルフレンドリーであることが世の中から求められているからだと言えます。

 

MFIが騒がれ出した去年の時点で既にGoogle検索の半分以上がスマートフォン、かつ、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連するものだと言われていました。

 

【SEO】Google検索の半分以上がスマートフォンで、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連 - 検索サポーター


更には去年の時点でモバイル検索の20%が音声検索だということも言われています。

 

(Google Homeなどの音声入力デバイスが増えてきていることを鑑みれば、今のこの変化も然るべきことだと言えますね。)

 

【SEO】今やモバイル検索の20%が音声検索。ハミングバードがより重要に - 検索サポーター

 

レスポンシブデザインを採用しているサイトやデスクトップ版と同等のコンテンツとマークアップをすべて含んでいるサイトに関しては特に何もする必要はないということではありますが、MFIに向けて準備することは「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ同じ説明となっています。

 

よってデバイスこそ変われど、行う施策は「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ変わらないのです。

 

モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて、上記の施策で自身のモバイルサイトに足りないものは何かを探して実施しましょう。

 

女性が手を合わせて感謝しているイラスト

神は細部に宿る。

 

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド まとめ

このエントリーで紹介した施策はあくまで「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」ではありますが、SEOとしても的を外しているということはないと自負しています。

 

私の好きな言葉に「神は細部に宿る」というものがあります。


この僅かながらの小さい作業や心がけが、ユーザーの利便性を考えた施策が結果では大きな差となって現れる。私はそう確信しています。

 


最後にもう一度まとめます。

 

  • コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行う
  • タイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを意識する
  • ナビゲーションもURLも「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がける
  • 外部リンクは「nofollow」の概念をしっかりと理解し、適切に使用する
  • 「alt属性」はユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定する
  • MFIは(レスポンシブであれば特に気にはしないが)モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて自身のモバイルサイトに足りない施策を実施する

 

以上の施策を是非参考にして、(出来ることならばただ実施するのでななく)アレンジして実施することで「あなた自身のノウハウ」にして下さると幸いです。

 


※ 参考:

【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター

 

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