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【ブログ運営】著作権は大丈夫?説得力も仕事もなくすブログコンサルタント

「私は著作権にとても疎いコンサルタント」という自己紹介

ブログを始めてみたところ、予想以上にPVを集める(集客する)ことに成功し、そこから発生する広告収入を副収入としたり、額が大きければ本業にさえしてしまうブロガーは今や少なくありません。

 

また、自分が行った(考えた)方法と共に広告収入をブログに晒すことで、更にPVを集め、会員(熱烈なファン)向けの有料記事の販売を行うブロガーや、サロンを開いたりブログコンサルタントとして仕事を得ることでマネタイズとするブロガーも増えてきています。

 

そういった経済活動を行うことは個人の自由ですし、むしろインターネットによって多くの人が利益、価値を享受できることはWebの世界の身を置く一人として私もとても喜ばしく感じます。


ただし「仕事として請け負う」ということは、金額の大小に関わらず必ず「責任」が伴いますし、「その行為は公的である」ということも問われるものだと私は捉えているので、私自身いい加減な仕事は出来ませんし、したくもないと考えています。

 

そもそも私と同じ気持ち、態度を他人の仕事にも求めるのはおかしいことかもしれませんが、最近はあまりに安易にマネタイズに走る、仕事とすることが出来るからか「責任が伴い、公的なものである」という意識が低いと思われる「自称ブログコンサルタント」も多く存在してしまっているなとも感じています。

 

その典型的な例が「著作権違反を平気で行っているブログコンサルタント」です。

 

他人のコンテンツを丸々パクっている人はさすがに少ないですが(それでも一定数はいますが)、一番多いのは著作権フリーの画像でもないのに、堂々と無断でそれらの画像をブログに使用しているコンサルタント(ブロガー)です。

 

これは「私は著作権にはとても疎いコンサルタントです」と自己紹介をしているようなものです。

 

キーボードを無暗に叩いている男の写真

厚顔無恥。

 

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【SEO】「母の日」「ゴールデンウィーク」など、季節要因を連想ゲームをしながら読み解こう

目次
  • 基本的なことだけど以外に実践出来ていない
  • 「母の日」関連検索をしているユーザーは女性が6割、年代は30代が約3割
  • 季節要因を連想ゲームをしながら読み解く
  • 「ゴールデンウィーク」など他の季節要因も同じ考え方です
  • ツールを使えど、手段を目的にしてはいけない

基本的なことだけど以外に実践出来ていない

そろそろ母の日のプレゼントを考えないといけないな・・・

 

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

 

依頼注文するユーザーとしては意思決定までにはまだまだ時間に余裕がありますが、逆に注文を受ける側、特にECサイトでは既に「母の日」ギフト商戦は始まっています!

 

ECサイトでは「母の日」というキーワードは鉄板で、4月から5月の第二週まではとても多く検索されます。

 

しかし、それ以外の時期になるとほぼ検索されず、この時期のみに使える検索キーワードだと言っても過言ではありません。

 

あらかじめ季節要因を考えて準備することでPVも売り上げも伸ばすためには季節要因を考えることが大事であると『Web担当者Forum(Web坦)』のエントリー「「母の日」商戦スタート! 検索ワードからわかる消費者ニーズとユーザー行動 | ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト | Web担当者Forum」を読んで改めて考えました。

 

また、季節要因の考え方はとても基本的なことで誰もが意識はしているのですが、以外にこれが実践できていないことも多いものです。

 

元記事は「母の日」というキーワードについての分析記事ですが、季節要因の影響を考慮した集客についての重要な考え方であり、SEOにも通ずることでもあるので私の雑感を含めて情報を共有します。

 

※ 参考エントリー(ECサイトを「曜日」や「時間」で分析)

【SEO】ECサイトでは日曜日に意思決定する傾向が高く、PVは20時から24時まで伸びるという結果に - 検索サポーター

 

プレゼントを渡している写真

present for you.

  

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【SEO】サイトの乗っ取りは中古ドメインの価値を下げずに商材として利用するため

ドメインパワーを失わないための施策と思われる

以前はよく見ていたサイトを久しぶりに見てみたくなり、サイトに行ってみたらコンテンツ内容やテーマが以前とは変わっていて、いかがわしい広告やリンクばかりが貼られていた・・・

 

そんなことを経験したことはありませんか?

 

『J-CASTニュース』のエントリー「乗っ取られた「政党のサイト」跡地 「謎のコラム」が大暴れ : J-CASTニュース」にて、かつて存在していた政党が立ち上げたウェブサイトの「跡地」が、「乗っ取られて」正体不明のサイトになっているという話題が報じられていました。

 

私個人の見解ではありますが、恐らくこれはSEO業者やアフィリエイトを運営している方が、今後はアフィリエイトサイトとして活用することはもちろん、発リンクページ(有料リンク商材)としても活用するために中古ドメインを取得してコンテンツを実装しているものだと思われます。

 

ドメインパワーがあるサイトからの被リンクは、SEO(検索評価)でも有効に働きますし、SEO業者なら自社メディアだけでなく、お客様のサイトにもそれを実装する(リンクを貼る)ことを狙っての中古ドメイン取得でしょう。


また、以前のコンテンツと内容を似通らせているのは、サイトオーナーが変わることでそれまでに築いた「公的なページで信用が高い」という価値、いわゆる「ドメインパワー」が失なわれないようにするための施策であると考えられます。

 

コンテンツの中身を最初からまるっきり変えてしまうと、せっかくのドメインパワーが失われてしまうことになりかねないですし、むしろそのドメインパワーを利用するために中古ドメインを取得したのだと言えるでしょう。

 

【SEO】過去の行いによる評価は良くも悪くもドメインに残っていることがある - 検索サポーター

 

PCを操作している男の写真

中古ドメイン、ゲットだぜ!

 

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【SEO】ECサイトでは日曜日に意思決定する傾向が高く、PVは20時から24時まで伸びるという結果に

目次

  • ECサイトは週末が稼ぎ時である
  • ECサイト以外のサイト(ブログ)でも応用する
  • PVは20時から24時までに(特にスマートフォンで)伸びる傾向に
  • SEO(検索流入)も同じ傾向となる

ECサイトは週末が稼ぎ時である

ECサイトのCVR(コンバージョンレート)が最も高いのは日曜日で、PVは20時から24時までに伸びる傾向にある。

 

ブレイド社のウェブ接客ツール「KARTE(カルテ)」のデータを元にした上記の分析結果が『ネットショップ担当者フォーラム』のエントリー「ネットで買い物する人は日曜日が最多。週末に商品を見て意思決定する傾向が高い | ネットショップ担当者フォーラム」にて紹介されていました。

 

報告では月曜日を基準にした場合、最もCVRが高いのは日曜日で、月曜日比の109%に。

 

PVは日曜日も高いものの、土曜日が最高値で同110%という結果も報告されています。

 

また、PVや来訪者、CVRは週末に増加し、一番少ないのは木曜日で、PVと来訪者とも落ち込む結果となっています。

 

この調査結果から、ECサイトユーザーは「日曜日に意思決定する傾向が高く」、週中が底である理由は「配送環境の発達も一因だと考えられる(週末でも商品が届くようになったから)」と、ブレイド社は分析しています。

 

この調査、分析結果はとても納得が出来ます。

 

ECサイトによって商材の種類やメインターゲット層は違えど、世間は同じような勤務体系(会社務めで週末は休み)であり、購入に至るまでの思考も同じような方(まとまった時間があるときに検討する人)が多いので、「ECサイトは週末にPVもCVRも伸びる」と考えられるからです。

 

私が過去にECサイトの運用業務をしていたときも週末にアクセスが増える傾向でしたし、それを見越して休みに入る前には新しいトピックを上げておく(そうすれば休みの期間中に多くのユーザーが閲覧し、検討してくれる)という運用を行っていました。

 

注文する立場として考えても、会社員時代は時間に余裕のある週末にECサイトを見て検討し、日曜日に購入を決めて申込みをすることが多かったからです。

 

(たまに平日に購入することもありましたが、それは以前より購入を決めていた商品くらいで、それ以外は週末にちゃんと検討をしてから購入を決めていました。)

 

PCを眺めて考えている男の写真

じっくり検討。

 

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【コンテンツマーケティング】PVを目的、指標にするならユーザーの質にもこだわるべきである

半数以上がトラフィックを効果指標に

Yahoo! JAPANが1,030人に対して行ったコンテンツマーケティングの実態調査の結果によると、オウンドメディアや広告(ペイドメディア)、ソーシャルメディア(アーンドメディア)など、メディア運営にかけている金額は月額100万円未満が6割以上であり、また、3年以上運営しているのは約3割だったということが『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「「コンテンツマーケティング1,000人実態調査」 他社の予算は? 人員は? 外注は? | Yahoo!マーケティングソリューション | Web担当者Forum」にて報告されていました。

 

他にもコンテンツマーケティングの実施目的は、半数以上が「顧客獲得」目的であることや、活用しているソーシャルメディアは「Facebook」が8割超と圧倒的であったり、コンテンツマーケティングの効果指標を半数以上が「トラフィック」としていることなどが報告されています。

 

(ここでいう「トラフィック」は、「(一定時間内に)転送されるデータ量」という意味としてではなく、「アクセス数(PV)」として捉えられています。)

 

個人的には複数回答とはいえ、コンバージョンよりもPVを重視している(効果指標にしている)割合のほうが高いということにとてもびっくりしました。

 

PVはハッキリとした数値としてあらわれるので、2位の「ブランド認知向上」という言葉よりはあいまいではないことは確かですが、目的が定まらないままにPVを効果指標にしてしまうとPVを集めることが目的になってしまう危険性があります。

 

(まだ「ブランド認知向上のKPI(重要目標達成指標)としてPVが設定される」というのなら理解は出来るのですが。)

 

最近ではSNS上でのシェアやいいねの数をこの効果指標にする方も増えてきていますが、これも目的が決まらないままに効果指標にしてしまうと「バズらせること」が目的になってしまう危険性が高くなります。

 

(バズらせることを目的としていたバイラルメディアが今はもうほとんどが廃れ、残っていないことから分かるように、そんなことを目的にしてもメディアとして生き残っていけないことは明白です。)

 

一方で、多くのメディアが「そもそも効果測定が出来ない」「正当な評価が出来ていない」のでKPIも決めれずに「一番分かり易い」PVやシェア、いいねに走る傾向にあるのだとも感じています。

 

効果指標はあくまで「実施した施策の効果を測るもの」です。

 

参考とするのであれば構いませんが、コンテンツマーケティングにおいて目的にすることは間違いです。

 

そもそも「その施策(コンテンツ)は何を達成する(目的の)ためのものなのか」と考えれば、PVやシェアやいいねを集めるためのものでもないということが分かるでしょう。

 

【コンテンツマーケティング】成果を明確にするためにもKPIを決めて報告しよう - 検索サポーター

 

【コンテンツマーケティング】日本のユーザーは短い記事を多く閲覧したい傾向が強い?目的とKPIを決めよう - 検索サポーター

 

指導している男の写真

あなたのコンテンツの目的は何ですか?

 

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【マーケティング】企業からの情報収集は依然「メール」が1位。SNSが急伸する今の集客戦略

全年代でメールが安定した人気に

マーケティング、データ分析を業務としている『エクスペリアンジャパン株式会社』より、10~60代の男女を対象にユーザーが接するコミュケーションチャネルの最新利用実態をまとめた「メール&クロスチャネルユーザー動向調査2016」というレポートが発表されました

 

ニュース(2016年2月16日) | エクスペリアンジャパン株式会社

 

その調査レポートによると「ユーザーが企業からの情報取得・閲覧に利用するメディアの割合」は依然としてメールが1位であり、その割合も95.4%というとても高い数値となっています。

 

また、2位はLINEであり、こちらは68.0%と前年の約2倍という急激な伸びを記録しています。

 

続いて3位はFacebookで32.9%、4位はTwitterの31.7%と数値は離れてはいますが、いずれも昨年より倍増しており、SNSを情報収集のためのメディアとして利用している傾向が強くなっていると言えるでしょう。

 

発表されたレポートには他にもとても興味深いデータが掲載されていますので、紹介すると共に私の(集客についての)雑感もまとめてみたいと思います。

 

スマホを眺めている女の写真

今後はInstagramも伸びてくるでしょう。

 

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【コンテンツマーケティング】日本のユーザーは短い記事を多く閲覧したい傾向が強い?目的とKPIを決めよう

目次

  • コンテンツマーケティングの今後
  • 日本では失望の声も聞かれ始めている
  • 日本のユーザー特性は?
  • 正当な評価をするためにもKPIを決める

コンテンツマーケティングの今後

コンテンツマーケティングは今後どうなっていくのか。

 

アメリカでは一度ブームが去り、落ち込みを経て安定を迎える兆しであるそうで、日本では今、その落ち込みがやってきているのではないかという考察が『株式会社エムハンド』の「インバウンドブログ」のエントリー「2016年は、コンテンツマーケティング淘汰の年か?海外動向から考えてみる | インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと | インバウンドサイトのエムハンド」にて紹介されていました。

 

また、日本は海外に比べて「長めの記事より、話題になっている短めの記事を多く閲覧したい」人が多いというアドビの調査結果も紹介されていました。

 

(「長めの記事より、話題になっている短めの記事を多く閲覧したい」の世界平均は63%に対し、日本は79%がその傾向にあるそうです。)

 

アドビ、消費者のコンテンツに関する意識調査の結果を発表 | Adobe

 

他にも元エントリーには日本のコンテンツマーケティングについてとても興味深い考察が書かれていますので、紹介すると共に私の雑感(サイトを運営する上で大切な目的とKPIについて)もまとめてみたいと思います。

 

頭を掻いている男の写真

なかなかうまくいかないな・・・

 

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【ブログ運営】スマートニュース「実況」機能のアップデートから「環境を提供する」と考える

※ 2015/12/25:文章を追記、及び言い回しを修正。

携帯デバイスからのアクセスが増える時期です

最近のTV番組は視聴者からのご意見、ご感想をTwitterで募り、それを番組中にテロップで流すことが増えてきました。

 

私は夜にNHKのNEWSWEBを観て過ごすことが多いのですが、この番組でも「#nhk24」というハッシュタグをつけてつぶやくことで、番組放送中にテロップで流れることがあり、更にはアナウンサーが気になるつぶやきをピックアップし、そのつぶやきについて言及することがあります。

 

NHK「NEWS WEB」|総合テレビ 月~金 23時30分~24時00分(祝日も放送)

 

以前は2ちゃんねる、少し前ならニコニコ動画、前述のTwitterなども含めればプラットフォームは変われどネット上には以前よりリアルタイムで意見、感想を発信したい人が沢山存在していたことを改めて証明したとも言えます。

 

そんな中、スマートニュースがユーザー(利用者)を集める施策であり、かつ滞在時間も増やすための施策だと思われるアップデート「SmartNews 3.0」をリリースしたことが『MarkeZine(マーケジン)』のエントリー「スマートニュース、「SmartNews 3.0」へアップデート~「実況」機能でTVとの同時利用狙う:MarkeZine(マーケジン)」で報じられていました。

 

 スマートニュースは、同社提供のニュースアプリ「SmartNews」において2014年10月以来のメジャーバージョンアップ版である「SmartNews 3.0」をリリースした。同バージョンでは、新たにテレビ番組を視聴している際に思い浮かぶ感想を同アプリ上でコメントできる「実況」機能を追加。コメントは他のユーザーとリアルタイムで共有されるため、TVのライブ視聴の楽しさを向上させる仕組みとなっている。

 また、新たに画面下部に「ニュース」と「天気予報」「実況」などを切り替えられるグローバルナビゲーションを搭載し、アプリのアイコンも刷新するなど、大型のアップデートとなった。

 

引用:

スマートニュース、「SmartNews 3.0」へアップデート~「実況」機能でTVとの同時利用狙う:MarkeZine(マーケジン)

 

 

これから年末年始にかけて多くの人が休みに入ることで家にいる時間が長くなるため、必然的にTV番組(とくに特番)を観る機会が増えるでしょう。

 

更に今はスマートフォン片手にTVを観ることも多いでしょうから、実況系コンテンツは通常時よりもアクセスを伸ばすことも予想されます。

 

(年を追うごとに大晦日の「紅白歌合戦」や「笑ってはいけない~」を観ながらネットに感想を書き込む人が増えていると感じています。)

 

また、TV番組を見ていなくてもスマートフォンで「暇つぶし」を行う時間も必然的に増えますので、サイト(ブログ)全体でみれば年末年始は携帯デバイスからのアクセスが増える傾向にあります。

 

【SEO】年末年始はスマホを触る機会が増大します - 検索サポーター

 

スマホをいじっている女の写真

TVがつまんないときもスマホをいじるよね…

 

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【SEO】URLのディレクトリ階層はクロールとインデックス、SEOにて影響を与えることはない

目次
  • 検索エンジンはリンク階層で評価し、ユーザービリティは階層構造が望ましいことが勘違いを招く
  • URLの長さを検索エンジンは気にしない
  • 所属関係や階層構造をURLで示す必要はない
  • 「ディレクトリ階層」と「リンク階層」の違い
  • SEO施策として考えるならリンク階層ですが・・・

検索エンジンはリンク階層で評価し、ユーザービリティは階層構造が望ましいことが勘違いを招く

SEO対策を考える時、少しでも検索評価(ランキング)を上げるべくURL表記を気にすることはもちろん、サイトのディレクトリ階層とURLを合わせることで検索評価も上がるのではないかと誰しもが考えるのではないでしょうか?

 

  • URLは短い方がユーザーは見やすい(よって、検索エンジンも見やすい)。
  • URLも階層構造で表すほうがユーザーには分かりやすい(よって、検索エンジンも分かりやすい)。


結論から言いますと、URLの長さは検索順位に影響を与えませんし、ディレクトリ階層が浅いからといって検索評価で影響を与えることもありません。

 

恐らく多くの方がこの結論を聞いても、「いや、それは間違っている」と考えるでしょうし、「整理されているからこそ人にも検索エンジンにも分かりやすいのは真実だ」と考えるのではないでしょうか?

 

この勘違いは検索エンジンとユーザーにおける「階層構造の違い」を一緒のものとして考えてしまっている、同一視してしまっているに他なりません。


ユーザビリティにおいてはディレクトリ階層で表すことは見やすさ、分かりやすさに繋がりますが、検索エンジン(クロールとインデックス、SEO)においては、ディレクトリ階層ではなくリンク階層で評価を行うのです。


この「ディレクトリ階層」と「リンク階層」を一緒のものだと捉えてしまっていることで起きる勘違いと言えます。

 

この違いを『Web担(Web担当Forum)』のエントリー「UGCサイトのウェブ担当者の重要な務めはコンテンツ監視 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ、「URLを分類構成するとクロールとインデックスの効率が良くなるのか?」を使ってご説明します。

 

説明している男の写真

この違いを説明します。

 

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【ブログ運営】新規顧客の開拓に苦労しているEC事業者に見る一般ブログの間違った施策

目次
  • 集客という共通の課題
  • 新規顧客の獲得方法
  • 改善施策における致命的な落とし穴
  • ちゃんと人を見ていますか?
  • それは「一見さん」が見て喜ぶコンテンツですか?

集客という共通の課題

「多くの人に見られたい(利用されたい)!」

 

企業のサイトに限らず、一般の人でも自分でサイトやブログを開設していれば誰しもが思うことでしょう。

 

一般ブログならそれよりも「人とコミュニケーションしたい」というものから、「アフィリエイトで儲けたい」というものや、「承認欲求を満たすことでアイデンティティを確立したい」など多種多様の理由があります。

 

ただ、その目的を満たすためにはやはり新規ユーザーを集めることが必要であり、それが永続的な課題でもあります。

 

(そのため常にPVを増やすことに躍起になる、「PV至上主義」に走ってしまうのはよくあることです。)


今回、『ネットショップ担当者フォーラム』のエントリー「新規顧客の開拓に苦労しているEC事業者が多いのはなぜ? | ネットショップ担当者フォーラム」を題材に、一般ブログが陥りがちな間違った施策について私なりの雑感をまとめてみます。

 

また、元記事はEC事業者向けについて書かれたエントリーではありますが、「新規顧客の開拓という課題」を抱えている全てのサイトに通じることでもありますので是非ご覧ください。

  

ウェルカムボードの写真

いらっしゃい!ようこそ!

 

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【ブログ運営】中小企業のWeb販促における3つの悩みからメディアの目的を持つことを考える

※ 2015/12/13:誤字、脱字を修正し、文章も追加。

「予算がない」「成果がわからない」「何をすべきかわからない」

『Web担(Web担当Forum)』のエントリー「中小企業のWeb販促実施率は51%、悩みは「予算がない」「成果がわからない」「何をすべきかわからない」 | Web担当者Forum」にて、ニフティが中小企業経営者とWeb担当者を対象に行ったWebを活用した販促活動に関する調査結果が紹介されていました。

 

「@nifty WEB販促の窓口」、中小企業のWEB活用に関するアンケート調査を実施 |ニュースリリース|ニフティ株式会社:ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.

 

中小企業のうちWeb販促を実施しているのは51.3%で、48.7%は実施していないという結果が出ています。

 

おそらく「会社のHPを持っている」のはそれ以上でしょうが、「Web販促を行っている」となるとこのらいの数字となるのでしょう。

 

そんなWeb販促についての悩みも報告されています。

悩みの上位3つは以下の通りです。

 

Web担当者がWeb販促を実施する際の具体的な悩みは「予算がない」が36.1%、「成果がわからない」が34.3%、「何をすべきかわからない」が28.7%だった。

 

引用:

中小企業のWeb販促実施率は51%、悩みは「予算がない」「成果がわからない」「何をすべきかわからない」 | Web担当者Forum

 

私もWebコンサルタントとして同様の相談を受けるのでよく分かるのですが、中小企業経営者やWeb担当者の方は限られた予算の中(予算すら全くない場合もある)で、どの施策にどのような費用対効果があるのかも分からずに悩んでいるのが実情と言えます。

 

特に費用対効果についてはその前段階であるKPI(主要業績評価指標)が決まっていなかったり、酷いものならそれ以前の「そもそもの目的すら定かではない」こともあります。

 

(その場合は相談しながら目的やKPIを決めていくのですが、その次のステップである施策の実施となると、予算がないので結局は仕事の発注にはならないという悲しい現実が待っていたりしますけど・・・)

 

【コンテンツマーケティング】成果を明確にするためにもKPIを決めて報告しよう - 検索サポーター

 

今回はメディアにおける目的を持つことと、成果としての捉え方について考察をしてみます。

 

考えている女の写真

あなたのメディアの目的は何ですか?

 

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【SEO】手動ペナルティを解除すれば評価を下げられたままにはならないが未然に防ぐことも大切です

※ 2015/12/9:Googleのジョン・ミューラー氏がペンギンアップデートのリアルタイム更新では即座にリンクを評価できることでペナルティの更新間隔が短くなり、Google側の手動更新の手間も減る話をしたことを追記しました。

手動ペナルティを解除出来れば評価は戻る

『海外SEO情報ブログ』のエントリー「ペナルティを解除できたあとでも、悪いサイトだとしての汚名が残り評判を下げられるのか? | 海外SEO情報ブログ」に、手動ペナルティを受け、再審査リクエストで違反箇所が解決できていると認められれば、その後もペナルティを受け続けることはないことをGoogleのジョン・ミューラー氏が説明を行ったことが書かれていました。

 

次のような質問が事前に投稿されていました。

ペナルティを受けて回復したあとでも、汚名のレッテルがサイトに貼られたままということはありますか?

 

「面白い感じの質問だ」と印象を述べて、ミューラー氏はこのように回答します。

少なくとも手動の対策という観点から言えば、過去にスパム行為を働いていても、その悪い行いに対して報いを受け続けることはない。

ただし1つ例外がある。違反を繰り替えす場合だ。手動の対策を受けて問題を解消して、また別の手動対策を受けてまた解消して……、こんなことを繰り返して良いサイトと悪いサイトにコソコソと入れ替わっていれば、ウェブスパムチームは半年後には結局どうなるのか?と言って、様子をみるために待つかもしれない。

 

引用:

ペナルティを解除できたあとでも、悪いサイトだとしての汚名が残り評判を下げられるのか? | 海外SEO情報ブログ

 

手動ペナルティを受けた後、再審査にて違反箇所が解決できていると認められればちゃんとペナルティは解消されるとのことです。

 

しかし、例外としてガイドライン違反を何度も繰り返す場合、Googleでは通常よりも慎重に再審査の処理を行うので時間がかかることになり、その間もずっとペナルティを受け続けることになります。

 

そもそも何度も違反を繰り返すとなると「意図的に行う」くらいでないと起こりえないことだとは思いますが、意図的であろうとなかろうとペナルティを受けることには変わりませんので、「怪しいと判断されそうな(スパムと判断されそうな)手法は行わない」ことに限ります。

 

だからこそ不正だと判定されるようなことを行わなければ後ろめたいこともなく、もし不幸にもペナルティを受けたとしてもすぐに原因究明が出来ますので、すぐに対処も行えるでしょう。

 

【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター

 

おびえている男の写真

他にもスパムと判定されているかも。

 

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【SEO】手動ペナルティはなくならないので常にネガティブSEOには注意しておこう

次のペンギンアップデートは延期となりましたが

『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「重複対策しているのにSearch Consoleで重複扱いされるのはなぜ? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」の2つのテーマ「ハッキングされたサブドメインのサイトがスパムリンクの温床として手動対策を受けた! 本ドメインにも悪影響が出るのか?」と「ペンギンがリアルタイムになっても手動ペナルティはなくならない」に、手動対策(ペナルティ)は今後も続けて行われることと、また、ペナルティを受けた場合はしっかりと対策(リンク否認、再審査)を行うことが大事であると書かれていました。

 

年内に実施される予定だったペンギンアップデートは実施が見送られ、来年以降に実施されることとなりましたが、手動対策は引き続き今後も行われることをGoogleのゲイリー・イリーズ氏が語っています。

 

(「手動ペナルティはなくなるのか?」という質問に「ノー」と一言だけ答えただけですけどね。)

 

 

ペンギンアップデートがリアルタイムになったとしてもリンクを不正操作しているサイトを100%検出できるわけではないだろうから、ウェブスパムチームのスタッフによる目視チェックは続くだろう。それに、手動の対策とアルゴリズムによるペナルティを同時に受ける可能性だってありそうだ。

どうなるにしても、不正なリンク操作にはもはや手を出さないほうがいい事実に変わりはない。

 

引用:

重複対策しているのにSearch Consoleで重複扱いされるのはなぜ? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

確かにペンギンアップデートがリアルタイム運用になり、スパム判定の正確性が増したとしても、全てのスパム行為を見抜くことは難しく、不可能でしょう。

 

よってスタッフの目視チェックは今後も行われますし、二重のチェックで不正なリンク操作は見逃さないというGoogleの強い姿勢が伺えます。

 

ペンギンの写真

また来年会いましょう・・・

 

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【コンテンツマーケティング】成果を明確にするためにもKPIを決めて報告しよう

先ずはKPIを決めましょう

『Web担(Web担当Forum)』のエントリー「コンテンツマーケティング、コストが月額30万円以上は28%、うち67.9%が「成果が出ている」 | はじめてWEBニュース | Web担当者Forum」にて、ディーエムソリューションズが行ったコンテンツマーケティングの最新状況に関する(コンテンツマーケティングの取り組み状況や実感している効果について)調査結果が紹介されていました。

 

調査結果より、月額30万円以上のコストをかけているのは28%で、うち67.9%が「成果が出ている」と企業の担当者が回答しています。

 

もちろん月額コストを全くかけていない(すべて自社リソースで実施)、0円という企業も4割を占めていて、月額30万円以上のコストをかけている企業のおよそ7割が「成果が出ている」と回答しています

 

逆に月額30万以下(0円含む)の企業の6割以上が「成果が出ていない」とも回答しています

 

これは私の勝手な考察なのですが、このデータを見て思ったこととして、恐らく「成果が出ていない」のではなくKPIを明確にしていない、もしくはKPIを決めてはいるが間違っている(目的に即していないKPIを決めてしてしまっている)のではないかと考えます

 

※ KPI:key performance indicatorの略で、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のこと。

 

「成果が出ていない」のではなく、「正当な評価が出来ていない」のです。

 

正当な評価が出来ていないからこそ施策後に最終目的の数字だけを見て、「成果が出ていない」と判断してしまっているのではないかと考えます。

 

もちろんWEB上での問い合わせや申込みをコンバージョンとする、成果とすることが最終目的であり、それを評価することが正しいことではあるのですが、コンテンツ作成しかり、SEOしかり、いくら反応が早いネットというメディアであっても施策を行った後に成果が即時に出る、判断出来るとは言い難いものです

 

(すぐに出る結果、数値はバズってPVが増加する時ぐらいなものです。)

 

施策の正当な評価を行うためにも、結果に至るまでの過程の数値をKPIとして決めておくことが大切なのです。

 

そのKPIも色々とあり(例えば特定のページのPV、SNSのシェア数など)、あなたの目的やサイトの状況によって変わってきます。

 

(一番分かりやすいのは問い合わせ、申込みフォームのページへの流入数でしょうか。目的(成果)に直結しますし、そのページに至るまでの導線を考え、改善することが一番成果に結びつきやすいものだからです。)

 

あなたの目的に即しているかを見極めてKPIを決めましょう。

 

【SEO】コンテンツマーケティングに欠かせない外部リンクとSNSのシェアについて - 検索サポーター


また、手順や方法を分析、確立し、再現性を高めるためにも正しいKPIを決めておかないといけません。

 

逆に結果が出ないときであっても、正しいKPIを決めていればうまくいかない要因を探ることも出来ます。

 

グラフの写真

KPIってそれだけ大事なことです。

 

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