検索サポーター

情報、人を「検索」から集めることをテーマに、コンテンツマーケティングからライティング、SEO、PPC広告の情報を積極的に発信しています!


スポンサーリンク


【ブログ運営】2022年 新年のご挨拶と今年の抱負、指針

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

 

旧年中は何かとお世話になりました。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

2年前から始まったコロナ禍は昨年も続き、ようやく緊急事態宣言も解除された一年でしたね。

 

次第に元の生活に戻りつつはありますが、12月は多くの人が出歩いていたのでワクチンを打っていたとしても、またより戻しが起こるかもしれず、今年も油断できない一年になりそうです。

 

しかし、何も出来ないと諦めることはせずに自分が出来ることをやる、自分がコントロール出来ないことよりも、自分がコントロール出来ることに注力するに限ると私は考えています。

 

世の中は否が応でも変わりゆくものであるからこそ、自分が変わることを恐れずに自由に業務を変える、取捨選択できることはフリーランスの特権であり、醍醐味でもあります。

 

今年は「自分自身を変える」。

 

これを指針として活動していきます。

 

おみくじの結果は…

さて、恒例の初詣おみくじですが、今年も「大吉」でした!

 

何とこれで6年連続で大吉ですが、毎年大吉を引いている割には結果はあまり良いとは言えない年が続いています(どうやら良いのはクジ運だけのようですね…)。

 

今年も大吉とはいえども結局は自分次第であり、おみくじに書いてある「少しでも我儘の気を起して色や酒に溺れるな」を肝に銘じて活動していきます。

 

「大吉」おみくじ

6年連続、初詣のおみくじは大吉でした!

 

 

新たに取り組むこと

今年は以下について新たに取り組む、目標として活動します。

 

1.メディア(プロダクト)の立ち上げ

私はWebマーケティングの仕事がメインで、企業や法人のWebサイト(オウンドメディア)構築からコンテンツ企画、作成も行っています。

 

ですが、自身でテーマを決めてWebサイトを構築、運営、そして収益化はフリーランスになってからは行っていませんでした。

 

会社勤めをしていたときは趣味のサッカーとダーツ、ゲームのホームページやブログを作っていて、それがWeb業界への転職のきっかけになったのですが、いざ好きなことが仕事に変わると(収益度外視の趣味としても)作ろうとする気力が湧かなくなっていたのです。

 

そこで、停滞感を感じている今だからこそ「初心に戻る」という意味でも、今年は新しくメディアを立ち上げてみます。

 

肝心のテーマですが、昔のように趣味をテーマにするとメディアを作りやすいし運営も続きやすいでしょうが、個人事業主として、プロダクトとして行うことを含めてテーマを考えて決めます。

 

2.ブログの積極的更新

これは去年も目標としていましたが、忙しいことを理由にして結局約束を守ることが出来ませんでした。

 

元々このブログは「検索」をメインにSEOやPPC広告の情報を発信しています。

 

去年はSNS運用についてセミナーや登壇を行い、2年前は書籍も発売しましたので、経験や知見をこのブログでも積極的に情報を発信していきます。

 

【活動報告】2021年「検索サポーター」の活動まとめ - 検索サポーター

 

これでネタ不足に困ることが少なくなる、更新頻度も上げられるでしょう。

(必ずブログの更新作業時間を業務時間に組み込むようにいたします。)

 

3.コンテンツマーケティングの普及、拡大

まだ詳細について話すことが出来ませんが、今年はとある企業のプロダクトに参画することが予定されています。

 

それはコンテンツマーケティングに関わるプロダクトで、私はそのプロダクトを通して多くの人にコンテンツマーケティングの普及、拡大に寄与したいと考えています。

 

まあ、順調に進んでいても突然ポシャることもよくあることなので、これは目標とは言い難い…かな?(笑)

 

今年は止めること

意外に重要なことに、新しいことを始めるときは既存の何かを止める、捨てることが重要です。

 

時間は有限であり、人にはそれぞれ許容範囲があります。

 

新しいことを行う為の時間とキャパシティーを確保するべく、以下のことを止めます。

 

1.仕事中のTV、DAZNの視聴

私はスポーツ観戦とバラエティ番組を観るのが大好きで、自分の部屋で作業的な仕事を行っているときはTVやDAZNを観ていることが多いのです。

 

作業的な仕事は頭を使う事が少なく、集中していなくても時間をかければ終える事が出来ますが、逆に集中していないことで必要以上の時間を使っているとも言えます。

 

時間は有限です。

 

少しでも時間の無駄を減らしたいところです。

 

2.自分一人で全てを行おうとしない

これは私の性格でもあるのですが、一人っ子であり今は個人事業主でもあることから、何でも自分一人でやってしまおうとするクセがあります。

 

このクセは「責任感が強い」という良い面もあれば、「人に任せることが出来ない」という悪い面もあります。

 

特に悪い面の「人に任せることが出来ない」ことは、プロダクトの拡張性、発展性を阻害することにもなります。

 

また、人に任せることは自分の時間の無駄を減らすことにも通じます。

 

「独りよがりになっていないか?」を常に考えて、自分一人で全てを行わないよう意識していきたいです。

 

2022年の干支「寅(とら)」

自ら前に出て、チャンスを「とら」えよう!

 

今年もよろしくお願いいたします

今年の抱負は以上です。

 

そして今年の指針は(繰り返しになりますが)「自分自身を変える」。

 

これを肝に銘じて活動していきます。

 

それでは、今年も何卒よろしくお願いいたします。

 


※ 昨年の新年のご挨拶と抱負のエントリー

【ブログ運営】2021年 新年のご挨拶と今年の抱負、目標 - 検索サポーター

 

※ 今年の新年のご挨拶と抱負のエントリー

【謹賀新年】2023年 新年のご挨拶と今年の抱負、指針 - 検索サポーター

 

【SEO】Google「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」を改訂(2017年版)

※ 2017/12/22:Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増え、日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったことを追記。

 

去る2017年12月12日に、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」が改訂されました。

 

※ 日本語版:

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

 

数年ぶりのガイド改訂ですが、以前のバージョンと比べても大幅な内容の変更はありません。

 

むしろ基本的な内容に限れば今までとほぼ同じ内容になっています(基本的なことだからこそ変わることはないのだとも言えますが)。

 

今回のガイドにて変わったのは以下の項目で、現状のWebメディアに則した記述が今回のガイドから新たに追加されています。


(検索結果に表示される内容が微妙に変わったり、スマートフォンの普及によりモバイルフレンドリーであることが求められているからと言えますね。)

 

  • コンテンツを最適化する
  • 構造化データマークアップを追加する
  • サイトをモバイルフレンドリーにする


また、ガイドには各項目別に「おすすめの方法」と「避けるべき方法」について具体的な例が挙げられています。

 

SEOをこれから勉強しようという初級者の方だけでなく、既にある程度は理解している中級者の方、いや、全ての方が是非ご一読することをおススメすると共に、このエントリーでは「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」についてご説明をいたします。

 

 

Googleにユーザーと同じようにページを認識してもらう(Fetch as Google)

Googleにコンテンツページのレンダリングとインデックスの登録(検索結果に登録する)を実現するためには、JavaScriptやCSS、画像ファイルなどへのアクセスをGooglebot(クローラー)に許可する必要があります。

 

robots.txtにて関連するファイルへのクロールの許可を行わない場合は、クローラーとユーザーで表示されるコンテンツ内容が違ってしまうため、コンテンツページのレンダリングとインデックス登録のどちらも阻害することになってしまいます。

 

【Google】CSSやJavaScriptのクロールをブロックするとSEOに影響 - 検索サポーター

 

このような場合は「Fetch as Google」を使うことを推奨します。

 

「Fetch as Google」はクローラーがJavaScript、CSS、画像ファイルを正しくクロールしているのかを確認することが出来るのです。

 

しかし、「Fetch as Google」と言うと、誰もが「即座にGoogleのインデックスに登録するためのツール」だと捉えている、その用途として使用している人が大多数でしょう。

 

正確に言えば「Fetch as Google」はすぐにインデックスを行うものではなく、「あくまで検索評価のリクエストを送信を行うもの」であり、「コンテンツページのレンダリング確認を行うためのツール」でもあるのです。

 

【SEO】Fetch as Googleの機能「取得してレンダリング」でサイトが正しくクロールされているかを確認しよう - 検索サポーター

 

【SEO】「Fetch as Google」はすぐにインデックスするものではなく、リクエスト送信をするだけのものです - 検索サポーター

 

よって、コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行うことを私はおススメします。

 

検索結果に適したタイトルとスニペットを作成する(タイトルとdescription)

これはもう言わずもがなですね。

 

コンテンツページのタイトルとスニペット(特にdescription(概要、要約文))は検索結果に表示されるのですから重要な要素です。

 

特にタイトルは検索クエリとの関連性よって強い検索評価となります(ランキングシグナルとされています)。

 

そしてdescriptionは、検索評価には繋がらない(ランキングシグナルとして評価されない)とはいえ、「検索ユーザーを引き込む(検索結果からユーザーに選んでもらう)」には大きな影響を与えます。

 

なぜならば検索結果にはタイトルとdescriptionが表示され、検索ユーザーは検索結果に表示された情報を元にしてコンテンツページの内容を(自分が求める情報があるかを)想像し、閲覧するかどうかを判断するからです。

 

【SEO】タイトルとメタディスクリプションから検索流入を増やす「SEOの基本」 - 検索サポーター

 

特にdescriptionは「面倒くさいから」という理由で設定していなかったり、設定していなければGoogleが自動でコンテンツの文頭や検索クエリに応じたコンテンツの該当部分を抜き出してくれるため、あえて設定を行わない人も多いものです。

 

しかし、全く見当違いの文章がピックアップされているなんてこともよくあることです。


それが原因で検索流入を減らしているのであれば、コンテンツ内容を一番知っている自分がまとめた概要、要約文がdescriptionに表示されるほうがまだよいでしょう(とはいえ、自分が設定したdescriptionが必ず設定されるとは限りません)。

 

更に言えばコンテンツ内容を短く分かりやすい文章にまとめることは、日常で文章を書く、使う際にも応用できるので文章力の向上に繋がります。


(これはSEOというよりはライティングスキルが身につくという副次的な効果ではありますが。)

 

【SEO】検索スニペットに表示するメタディスクリプションは検索流入を増加させる - 検索サポーター

 

ちなみに私はタイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを常に意識しています。

 

【追記】

Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増えました。

日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったので、これからは250文字を目安にしてdescriptionを作成しましょう。

Google: Fundamentals of writing meta descriptions don't change with longer search snippets

 

(descriptionに文字数の制限はありませんが、スニペット表示ではデバイスの検索結果表示に合わせるため、必要に応じて文章が切り捨てられてしまいます。よって最初からPCでの表示に合わせた250文字を目安にして、自分でまとめた文章を設定するとよいという考えです。) 

 

URLの使用方法を理解する(ナビゲーションと分かりやすいURL)

サイトのナビゲーションはユーザーに必要な情報が掲載されているコンテンツページをすばやく見つけてもらうためにも重要な機能です。

 

たとえ検索流入によって最下層のコンテンツページからユーザーが流入したとしても、カテゴリ分けされた上位ページや、関連情報が掲載された別のコンテンツページを容易に辿ることが出来るとユーザビリティは向上します。

 

それを実現するべくグローバルメニューはもちろん「パンくずリスト」などのナビゲーションを設置すれば、サイト内での閲覧ユーザーの移動が容易となり、結果的に滞在時間、PVが増えることにもなるのです。

 

また、SEOを考慮してサイトのディレクトリ階層とURL表記を合わせることを強く意識するかも知れませんが、実はこの施策によって検索評価が上がるということはありません。

 

URLの長さは検索順位(ランキング)に影響を与えず、ディレクトリ階層が浅い(上位のページである)からといって検索評価が上がることもないのです。

 

これは「ディレクトリ階層」と「リンク階層」を同じものだと捉えることで起きる勘違いです。

 

SEOというよりは「ユーザーへの分かりやすさ」を求めた施策と言えます。

 

※ ディレクトリ階層とリンク階層の違いの説明については以下のページをご参照ください。

【SEO】URLのディレクトリ階層はクロールとインデックス、SEOにて影響を与えることはない - 検索サポーター

 

更にURLについて言えば、「日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか?」という議論もありますが、SEOにてどちらが有利であるということはありません。

 

【SEO】日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか? - 検索サポーター

 

ただし日本語URLだと英数字・記号に変換される(エンコードされる)環境も多い(SNS上では変換されて表示される)ので、私は個人的には英単語表記でのURLをおススメします

 

どちらにしても理解できない単語が含まれている(無機質な文字と数字の羅列による)極端に長く暗号のようなURLはユーザーを困惑させます。

 

(これはナビゲーションのカテゴリやタグにも言えることです。明解かつ端的な言葉(ワード)を使って分類を行いましょう。)

 

ナビゲーションもURLも、SEO云々よりは「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がけることがよいでしょう。

 

リンクを上手に使う(nofollow)

適切なリンクの設置は外部、内部リンクに関わらず、SEOではプラスに評価されます。

 

そのリンクがある(情報を紹介する)ことでユーザーに有益な情報を提供することはもちろん、リンク先のコンテンツページがリンクを貼ったコンテンツページと密接に関係するものであればあるほどコンテンツページの情報の価値を高めることにもなるからです。

 

【SEO】関連記事へのリンクでユーザーに良質な情報を提供することは結果的にSEOでプラスとなる - 検索サポーター

 

ただし、手段を目的にしてしまって「リンクを貼ればよい」となってしまうと全く意味がありません。

 

関連性がないリンクを大量に貼るのは逆にスパムだとみなされて、SEOではマイナスとなることは言わずもがなです。

 

特に外部リンクについては被リンク、発リンクともnofollowの概念をしっかりと理解する必要があります。

 

【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「nofollow」をつけましょう - 検索サポーター

 

ここで間違わないで欲しいことは、Googleはリンク売買を禁止しているわけではないという事です。

 

「広告(PR活動)」としてのリンクは「rel="nofollow"」属性を入れ、検索エンジンにその旨を認識させることは認められています。


(だからこそアフィリエイトのリンクなどはnofollowを使うことが求められているのです。)

 

また、低品質のリンクがウィジェットに埋め込まれたまま様々なサイトへ配布されているケースについても注意が必要です。

 

自分の意志で行っていることではないとはいえ、nofollowが使われていないウィジェットを使うことでペナルティを受けるのは自分自身のサイトですから極力使わないようにしましょう。

 

【SEO】nofollowでないウィジェットリンクはスパムとみなすことをGoogleが改めて通告 - 検索サポーター

 

宣伝目的や、あるサイトに否定的に言及すると共に自身のサイトへの評判、検索評価をそのサイトには与えたくない場合などはnofollowを使いましょう。

(後者については言及すらしない、スルーするのがベストではありますが…)

 

特に外部リンクについてはnofollowの概念をしっかりと理解し、適切に使用することを心がけてください。

 

画像を最適化する(alt属性)

画像ファイルに分かりやすいファイル名を付けて、alt属性の説明を入力する。

これももう言わずもがなな施策です。

 

alt属性を使用すると、何らかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できるのはもちろん、目が不自由な人などが使う読み上げソフトでは、画像の説明のためにalt属性を読み上げてくれます。


(altはalternative、つまり「代替」なのです。)

 

SEOに有効だからと考えるのではなく、ユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定するものだと考えれば理解できる施策です。

 

(そう考えることが出来たなら目が不自由な人に「alt属性に上位表示させたい複数のキーワードを盛り込んだテキスト」を聞かせることがいかにユーザービリティを損なうか、スパム行為であることかが分かるでしょう。)

 

【SEO】alt属性は「画像を端的に説明するテキスト」にする - 検索サポーター

 

このalt属性もdescription同様に「面倒くさいから」という理由で設定されないことが多いのですが、何らかの理由で画像が表示されない場合の説明としてユーザーにとって有効であると考えれば、ないよりはあったほうがよいと結論付けられます。

  

サイトをモバイルフレンドリーにする(MFI)

モバイルファーストインデックスを意識したモバイルフレンドリーについて。

 

本日、Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)について(Googleの現在のクロール、インデックス登録、ランキングのシステムをモバイル版にシフトすること)についての情報を発表しました。

 

※ 参考:

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けてサイトを準備するためのヒント

 

このようにGoogleがデスクトップからモバイルへと評価基準を変更を開始したのは前述の通り、スマートフォンの普及によるユーザビリティを考慮した場合、モバイルフレンドリーであることが世の中から求められているからだと言えます。

 

MFIが騒がれ出した去年の時点で既にGoogle検索の半分以上がスマートフォン、かつ、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連するものだと言われていました。

 

【SEO】Google検索の半分以上がスマートフォンで、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連 - 検索サポーター


更には去年の時点でモバイル検索の20%が音声検索だということも言われています。

 

(Google Homeなどの音声入力デバイスが増えてきていることを鑑みれば、今のこの変化も然るべきことだと言えますね。)

 

【SEO】今やモバイル検索の20%が音声検索。ハミングバードがより重要に - 検索サポーター

 

レスポンシブデザインを採用しているサイトやデスクトップ版と同等のコンテンツとマークアップをすべて含んでいるサイトに関しては特に何もする必要はないということではありますが、MFIに向けて準備することは「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ同じ説明となっています。

 

よってデバイスこそ変われど、行う施策は「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ変わらないのです。

 

モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて、上記の施策で自身のモバイルサイトに足りないものは何かを探して実施しましょう。

 

女性が手を合わせて感謝しているイラスト

神は細部に宿る。

 

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド まとめ

このエントリーで紹介した施策はあくまで「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」ではありますが、SEOとしても的を外しているということはないと自負しています。

 

私の好きな言葉に「神は細部に宿る」というものがあります。


この僅かながらの小さい作業や心がけが、ユーザーの利便性を考えた施策が結果では大きな差となって現れる。私はそう確信しています。

 


最後にもう一度まとめます。

 

  • コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行う
  • タイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを意識する
  • ナビゲーションもURLも「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がける
  • 外部リンクは「nofollow」の概念をしっかりと理解し、適切に使用する
  • 「alt属性」はユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定する
  • MFIは(レスポンシブであれば特に気にはしないが)モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて自身のモバイルサイトに足りない施策を実施する

 

以上の施策を是非参考にして、(出来ることならばただ実施するのでななく)アレンジして実施することで「あなた自身のノウハウ」にして下さると幸いです。

 


※ 参考:

【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター

 

【SEO】Googleは使っていない指標のMozドメイン・オーソリティを気にする必要はない

Mozが提唱している「Domain Authority(ドメイン・オーソリティ)」という指標をご存知でしょうか?

 

この指標は、同じくMozが提供している「Open Site Explorer(オープン・サイト・エクスプローラー)」というバックリンクを調査するツールにて、サイト全体の強さ(ドメインパワー)を表すものとして提供されている数値です。

 

また、このツールではサイト全体だけでなく、ページ単位での強さを表す「Page Authority(ページ・オーソリティ)」という指標も提供されています。

 

このツールを使って自身が管理するサイトやブログのドメインパワーを計っている、計ったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

ただしこの数値、残念ながらGoogle自身が所持している、計測しているドメインパワーと呼ばれる指標とは同じものではありません。全く違う指標です。

 

つまり、Mozが提唱しているドメイン・オーソリティで高スコアだったからといって、その数値のままGoogle検索でのランキング、SEOの強さを示す数値ではなく、サイト全体やコンテンツページの質の高さを表す数値でもありません。

 

【SEO】ドメインオーソリティが低いから低品質?更新頻度が高いから低品質とは限りません - 検索サポーター

 

2人のGoogle社員が何でも答えてくれた――フレッドアップデート、PWA、重複コンテンツペナルティ、機械学習などなど #SMX West 2017 | 海外SEO情報ブログ

 

しかしながら多くの方(特にブロガー)が、Mozのドメイン・オーソリティをなぜか重要視している(それを推奨する、喧伝するようなブログ記事も溢れている)ので、このエントリーにて指摘、かつ、正しい説明を行おうと思います。

 

重要なポイントは…

  • Googleも明確に否定している
  • 数値を上げることが本来の目的ですか?
  • その数値は拘るべき指標ですか?

 

女性が失敗して「てへぺろ」しているイラスト

それ、Googleのドメインパワーとは違うものですよ。

 

続きを読む

【SEO】クロールされたページ数が多いとSEO効果が現れる?いいえ、クロール数ではありません

サイトやブログにて検索順位を上げるには「毎日記事を更新すること」だとはよく言われますが、そこに(相関関係は多少あっても)因果関係は全くありません。

 

以前に「【SEO】更新頻度は検索順位には影響しない。頻度よりも大切なものとは?」というエントリーで説明したように、インデックス(検索エンジンのデータベースに格納されること)とコンテンツの質の評価(検索順位が決まり、検索結果に表示されること)は別のものです。

 

【SEO】更新頻度は検索順位には影響しない。頻度よりも大切なものとは? - 検索サポーター

 

また、「Fetch as Google」でも同じことが言えます。

 

「Fetch as Google」は、あくまでインデックス登録への検討を(即座に)お願いしますというリクエストをGoogleに送信するだけのものであり、やはりインデックスとコンテンツの質の評価は別のものなのです。

 

(最近は「Fetch as Google」を行うと即座に検索結果に表示される、むしろそうなることが多いためよく勘違いされる、誤解されていることが多いですが。)

 

【SEO】「Fetch as Google」はすぐにインデックスするものではなく、リクエスト送信をするだけのものです - 検索サポーター

 

よって、「毎日記事を更新することは検索評価を上げる」のではなく、「毎日記事を更新することは評価機会が増えるだけ」だと言えます。

 

(SEOに関してはあくまで相関関係はあっても因果関係ではないことが分かりますね。)

 

しかしながら、とあるブログの記事では「1日あたりのクロールされたページ数の平均が60~80程度ぐらいになると、SEOの効果が現れると言われています」という、完全に間違っている、出所が不明な情報が喧伝されていました。

 

肝心の記事内容も所々誤っている記述が多く、説明不足な点が多いので私はこのエントリーにて指摘、かつ、正しい説明を行おうと思います。

 

重要なポイントは…

  • クロールされたページ数が多いとSEO効果が現れる?
  • それでも「毎日記事を更新すること」が喧伝されるのはなぜか?
  • 検索流入は検索クエリに依存する

 

ノートをとっている女の人のイラスト

それ、どこから仕入れた情報ですか?

 

続きを読む

【ブログ運営】「継続は力なり」「自分が好きな事を書く」という言葉の大きな誤解

サイト運営、特にブログ運営において、よく語られる2つのアドバイス。

 

継続は力なり

自分が好きな事を書く

 

この2つのアドバイスはもはや鉄板、お約束だと言っても過言ではないくらいにありとあらゆる場面で語られるため、多くの人が見聞きしているだけでなく、ブロガーなら同じアドバイスを実際に受けたことが必ず一度はあるのではないでしょうか。

 

ブログ運営に限らず、あらゆる事に関して「継続は力なり」という言葉は一理ある言葉だと言えます。

 

また、「自分が好きな事を書く」という言葉も、自分が興味のないことを書くのは精神的に苦痛に感じることが多く、更に言えば「人は自分が興味がないことに関しては情報感度が極端に鈍る」ため、ネタ切れを起こしやすく、これも一理ある言葉だと言えます。


しかし、この2つのアドバイスが言葉通りに当てはまるのは、「ブログを書くという行為そのものが目的(趣味)」であったり、「自分ための思考の整理や情報の蓄積」、「自分の意見を発表したい」など、主に個人的な理由(内的要因)であるときに限ります

 

逆にこのアドバイスを言葉通りに受け取ってはいけないのは、「広告収入を得たい(アフィリエイトで儲けたい)」「検索流入を増やしてPVも増やしたい」などという目的でブログを運営している場合は、この2つのアドバイスを言葉通りに鵜呑みにしてしまうのは大きな誤解であると言わざるを得ません

 

なぜならば、上記の目的を達成するには要因を内ではなく外に求めるべきであり、(内である)自身のニーズを満たすのではなく、(外である)ユーザーのニーズを満たすことこそが成功のコツであるからです。

 

重要なポイントは…

  • 善意で送られたアドバイスが見当違いなこともある
  • 本当に「継続は力なり」なのか?
  • 本当に「自分が好きな事を書く」なのか?
  • 「継続は力なり」「自分が好きな事を書く」が自分にとって的確なのか

 

善意で送られるからこそ誤解しやすい言葉:女性がメガホンを持って応援しているイラスト

善意で送られるからこそ誤解しやすい言葉。

 

続きを読む

【SEO】検索スニペットに表示するメタディスクリプションは検索流入を増加させる

タイトルとメタディスクリプション(概要、要約文)は検索流入(SEO)において、とても重要な要素です。

 

なぜならばタイトルは検索クエリとの関連性が検索評価に繋がる(ランキングシグナルとして利用されている)ことはもちろん、メタディスクリプションは検索評価には繋がらない(ランキングシグナルとして利用されていない)とはいえ、「検索ユーザーを流入させる」には大きな影響を与えるからです。

 

(検索ユーザーは検索結果に表示されたコンテンツページの「タイトル」と「メタディスクリプション」を見て判断する、すなわち、検索スニペットを訪問先ページを選ぶための材料としているからです。)

 

これについては以前から当ブログに限らず、多くのSEO系サイトのコンテンツにて、SEO(検索流入)を考えるにはとても重要であると説明がなされています。

 

【SEO】タイトルとメタディスクリプションから検索流入を増やす「SEOの基本」 - 検索サポーター

 

それを裏付け、かつ、ユーザーに役立つ検索スニペットにするために適切なメタディスクリプションを設定することを推奨した記事が「Googleウェブマスター向け公式ブログ」にて公開されました。

 

Google ウェブマスター向け公式ブログ: ユーザーに役立つ検索スニペット

 

この記事ではDMOZの終了に伴い、GoogleがスニペットにDMOZのリスティングを使用停止したこと、そして適切なメタディスクリプションを設定することがより重要であると書かれています。

 

では、実際にどのようなルール(方法)でメタディスクリプションを設定すればSEO(検索流入)で有効に働くのでしょうか?

 

私の考えを含めてご説明いたします。

 

重要なポイントは…

  • 最適なメタディスクリプションの内容と文字数は?
  • 制限文字数内にまとめることはライティングスキル向上に繋がる
  • 私なりのメタディスクリプションの作成方法

 

単純明快であること。:スマホを持って微笑んでいる女性のイラスト

単純明快であること。

 

続きを読む

【SEO】「ユーザーのためのコンテンツを作ること」がSEOやマーケティングの答えである理由

あなたがもし「ユーザーのためのコンテンツを作れ」というアドバイスは聞き飽きた、うんざりしているというのなら、SEOはおろかマーケティングには向いていないと言わざるを得ません。

 

いや、SEOやマーケティングに限らず、ライティングにおいても「ユーザーのためのコンテンツを作れ」という観点は必須であり、これを私なりに定義するならば「ユーザーに分かりやすい、伝わる文章を書く」ことはライティングには絶対に欠かせない観点であると断言します。

 

なぜならば、いくら有益なことや価値のあることを書いたとしても、それが受け手であるユーザーに伝わらなければ全く意味がない、そのコンテンツが存在しないことと一緒だからです。

 

SEOの文脈であっても、コンテンツについては「ユーザーのことを考えろ」以上のアドバイスはないと『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「SEOで成果を伸ばしたい? 「ユーザーのために」は聞き飽きた? イマドキSEOを大御所が解説【SEO記事12本まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「「ユーザーのためのコンテンツを作れ」SEOで絶対に正しい理由」でも纏められています。

 

(この記事を書いた鈴木さんや、引用元記事の渡辺さんも同じことを仰っています。)

 

なぜSEOはおろかマーケティングにおいての答えはいつも「ユーザーのためのコンテンツを作れ」となるのか?

 

私の考えを含めてご説明します。

 

重要なポイントは…

  • SEOは手軽に順位を上げるための方法ではない
  • 「ユーザーに価値を与えるコンテンツを評価する」のは不変である
  • 考えることが面倒ならSEOやマーケティングは向いていません
  • SEO、マーケティングで迷ったときほど「ユーザーのため」に

 

うんざりしている男女のイラスト
「その答え聞き飽きた~。マジ、聞き飽きた~」の前に。

 

続きを読む

【SEO】Googleがフェイクニュースや不快なコンテンツを低品質と扱う「アウルアップデート」を実施

一カ月前に炎上を狙うコンテンツや不快なコンテンツ、嫌悪感を煽るコンテンツは低品質とみなされ、検索評価(検索順位)が上がりにくくなるどころか検索結果に表示されにくくなると当ブログでお伝えしましたが、正にその実現に向けてGoogleが検索順位アルゴリズムを改良した(アップデートを行った)ことが発表されました。
 

「Project Owl(プロジェクト アウル)」と呼称されたこのプロジェクトによって行われたアップデートは、「フェイクニュース」や「不快な、嫌悪感を煽るコンテンツ」を検索結果に表示するべきではないものと定めました。

 

特に「お金」「健康」「安全」「法律」に関するコンテンツの質のチェックを強化するアップデートとしても実施されています。

 

今回のアルゴリズム改善によって影響を受けるのは現在の検索トラフィック全体の僅か0.25%程度だと発表されていますが、これはあくまで始まりでしかありません。

 

前述のような低品質なコンテンツ対策としてGoogleが改善に本腰を上げたといっても過言ではないのですから、今後は精度も上がり、対象も広がっていくことは容易に予想できます。

 

※ 英語版

Our latest quality improvements for Search

※ 日本語版

Google ウェブマスター向け公式ブログ: Google 検索における最新の品質向上について


また、今回のアップデート(便宜上「アウルアップデート」と呼びます)は、ただ検索アルゴリズムを改善したというものではありません。

 

どのようなものなのかを以下に解説いたします。

 

重要なポイントは…

  • Googleは信頼でき、関連性の高い情報を提供するだけ
  • 新しいフィードバック機能の提供
    • 1.オートコンプリート(サジェスト) 
    • 2.強調スニペット
  • RankBrainが更に貢献していくか?
  • 信頼という評価は積み重ねるもの

 

スマホ片手に悩んでいる男性のイラスト

 これ、正しい情報なのかな…?

 

続きを読む

【SEO】Googleが検索品質評価ガイドラインを更新。攻撃的や不正確、ヘイトなコンテンツは低品質と扱われます

これからは炎上を狙った、嫌悪感を煽るだけのコンテンツページの検索評価(検索順位)は上がりにくくなるどころか、検索結果に表示されにくくなります。

 

そう思わせる基準がGoogleの検索品質評価ガイドラインに追加されました。

 

※ Google 検索品質評価ガイドライン

https://static.googleusercontent.com/media/www.google.com/ja//insidesearch/howsearchworks/assets/searchqualityevaluatorguidelines.pdf

 

今回ガイドラインに追加された内容は、Googleは攻撃的や不正確、ヘイトを含めたコンテンツを低品質として扱うようチェックするということ、そのためにアルゴリズムの改善を進めているという内容です。

 

特に攻撃的であったり、怒りを引き起こすコンテンツの品質チェックに関しては「検索クエリに関係なく評価する仕組みがある」ことが解説されています。

 

更に「人種差別につながる内容」や「なりすまし・フェイクニュース」、「広告売上だけのために作られた情報」なども低品質の対象となることも追加されています。

 

これらのことから分かるように、Google検索ではユーザーの嫌悪感、怒りという感情を煽るコンテンツページは良い検索評価を与えられなくなる、いわゆる炎上商法でアクセス数を稼ぐということが(Google検索に関しては)難しくなっていくと言えるでしょう。

 

※ 2017/4/7【追記】:Googleは検索結果においてのファクトチェック(事実確認)を、全世界で行う(更に拡大していく)ようです。

Fact Check now available in Google Search and News around the world

 

重要なポイントは…

  • 今はまだ真偽の判断は難しい状況か
  • 好きの反対は嫌いではなくて無関心
  • 信頼という評価は積み重なるもの(逆もまた然り)

 

PCを操作している男性のイラスト(今はまだ真偽の判断が難しい状況)

それ、ネタじゃないの?

 

続きを読む

【SEO】フレッドアップデートでアクセス激減?ユーザーに価値を与える情報、仕組みとなっていますか?

去る3月8日、9日にかけてGoogle検索の大幅な順位変動が起こり、その影響は海外だけでなく日本でも数多くのサイトがその影響を受ける事態が起こりました。

 

(※ もちろん全く影響を受けていないサイトもあります。ちなみに私の管理しているサイトは全く影響を受けていないのですが、いくつかの検索クエリ(報酬が高いアフィリエイト系キーワード)で、大幅な変動があったことは確認できました。)

 

この大きな順位変動はGoogleのアップデートによるものだと騒がれ、海外でも話題となったのですが、Googleで特別に何か施策を行ったわけではなく、今回についても公式に発表は行ってはいません。

 

この話題に関して、GoogleのJohn Mueller氏は「毎日変えているよ」とTwitterで茶化していますし、同じくGoogleのGary Illyes氏も同じくTwitterで「今後はFredとでも呼ぼう」とツイートする程度にとどまっています。

 

このゲイリーさんのツイートから、ネット上では今回の順位変動が「Fred Update(フレッドアップデート)」と呼称されるようになりました。

 

 

つまり今回の順位変動(便宜上「フレッドアップデート」と呼びます)は、Googleが特別に何か施策を行ったアップデートではなく、Googleで日常に行われている検索エンジンのアルゴリズム更新と変わらないということが言えるだけなのです。

 

ただし、特別な事は行われてはいないにも関わらず、結果的には大幅な順位変動の影響を受けたサイトが多く、個人メディア、ブログでも影響を受けていることもあって、こうして多く騒がれているというのが事の真相です。

 

多く騒がれることで嘘か誠か色々な憶測も飛び交っていることも含めて、このエントリーでは今回のフレッドアップデートについて考察します。

 

重要なポイントは…

  • リンク品質や長文、広告数の多さが影響?
    • 1.リンク品質
    • 2.コンテンツが無駄に多い(長文)
    • 3.広告数の多さ
  • ユーザーに価値を与えることが大前提

 

女性がPCを見てウンザリしているイラスト

「フレッドアップデート?」そんなものはありません。

 

続きを読む

【Google】日本語検索のみ品質評価アップデートを実施。求められる「愛」のあるコンテンツとは?

既にご存知の方も多いでしょうが、去る2月3日、節分の日にGoogleが日本のみ(日本語検索のみ)に対応した検索アルゴリズムの品質評価アップデートを実施しました

 

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて

 

この品質評価アップデートによって、多くのキュレーションサイトの検索順位が下落したと報じられています。

 

(実際に対象となった(トラフィックが大幅減少した)とされるサイトとして、キュレーションサイトが挙げられています。)

 

キュレーションメディア“狙い撃ち” Google検索、アルゴリズム変更の狙い - ITmedia NEWS

 

既に2週間も前の出来事ですので情報提供としては遅きに失した感じではありますが、先日行われた「In-house SEO Meetup」が主催する「Google MFI Night」において、品質評価アップデートについて明らかになった事もありますので、特に重要だと思われる事項をまとめると共に、そこで語られた『コンテンツは「愛」』という言葉について、私なりの見解、考察を交えてお話しいたします。

 

高品質コンテンツに求められるのは"愛"――日本語検索独自の品質評価アルゴリズム更新についてGoogle社員が語った #inhouseseo | 海外SEO情報ブログ

 

重要なポイントは…

  • 品質評価アップデートはキュレーションサイトが対象なのか?
  • Googleは情報の真偽を判別していない
  • ページ単位だけでなくサイト単位でも評価される
  • オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトとは?
  • コンテンツ品質を向上させる「愛」のある対応とは?
  • 「愛」のあるコンテンツ作成の対応まとめ

 

ハートのクッションを持つ女性

愛だろっ、愛。

 

続きを読む

【SEO】「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティを受けたら独自性という価値を与えているか確認する

Googleの手動対策、ペナルティには「価値のない質の低いコンテンツ」というスパム判定が存在します。

 

このペナルティを受けると、対象となったコンテンツの評価が落とされてしまい、それに伴ってGoogleの検索順位も下落してしまいます。

 

最悪の場合は検索結果にすら表示されなくなる、インデックス削除というとても重いペナルティを受けることがあります。

 

このようなペナルティを受けるコンテンツに共通すること、それは他サイトのコンテンツの引用ばかりで構成されている「いわゆるコピペコンテンツ」であったり、同じサイト内に存在するコンテンツとほぼ内容が同じ(コンテンツのカニバリゼーションが起こり、コンテンツページ独自の情報が極端に少ない)ケースが多いものです。

 

手動対策を受けた際の解除方法として、『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「うざいインタースティシャル撲滅作戦をグーグルが開始【SEO記事まとめ10+2本】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「「価値のない質の低いコンテンツ」ペナルティを受けたときにチェックすべき3つの項目」では、常日頃から意識しておくべきことが纏められています。

 

その中でも私は独自性という価値を与えることが最も大切なことだと考えています。

 

「価値のない低いコンテンツ」が存在していたことで手動対策を受けたアフィリエイトサイト管理者の相談内容(Googleヘルプフォーラム)を元に、「コンテンツにて独自性という価値がある」とはどういうことなのかを考えてみましょう。

 

価値のない質の低いコンテンツの再審査が通りません。: Google グループ

 

重要なポイントは…

  • ただの真似は「その他大勢」に埋もれる 
  • 独自性という価値を与えているか
  • 独自性がないものは検索エンジンもユーザーも嫌う

沢山のアヒルのぬいぐるみ

同じものばかりでは味気ない。

 

続きを読む

【SEO】Googleのモバイル検索結果に「~に移動」というページ内のid属性(アンカーリンク)が表示可能に

※2017/1/20:検索結果のリンクの作成はid属性ではなく、アンカーリンクのテキストによって作成されます。記述ミスの部分を修正しました。

 

従来のGoogleモバイル検索では検索結果をタップすると、そのページの頭の部分から表示されるのですが、今回より検索クエリに該当するページ内にid属性(アンカーリンク)が割り振られている箇所があるならば、その場所に直接アクセス出来るリンクが検索結果に表示されるようになりました。

 

つまり、モバイル検索結果から検索クエリに適うページ内の該当部分に直接飛ぶことが出来る、閲覧できるようになったのです。

 

今まではユーザー自らそのページの頭から該当部分を探さなくてはなりませんでしたが、この機能によってその手間が省かれることはもちろん、検索結果のdescription(概要文)には検索クエリに適う文章が表示される可能性が高まることにもなるので、検索流入が増えることにも繋がります。

 

検索流入を増やす、SEO対策を考えるなら是非とも知っておきたい検索結果の仕様変更です。

 

重要なポイントは…

  • PCもモバイルでも既に導入済みであった
  • description(概要文)に「~に移動」というリンクが作られる
  • id属性を割り振る(アンカーリンクを設定する)
  • id属性を埋め込めばよいというものではない

 

PCとスマホを見ている2人の女性

PCでも既に導入済です。

 

続きを読む

【SEO】Googleがコンテンツを邪魔するインタースティシャル、ポップアップの検索評価を下げるアルゴリズムを導入

※ 2017/1/13:アメリカで実際にインタースティシャルのペナルティにて、順位が下落したとされる例が書かれたエントリーへのリンクを追記しました。

 

以前より伝えられていたGoogleのアルゴリズム更新が先日(2017年1月11日)実施されました

 

これは「モバイル向けサイトにおいて、ユーザーがモバイル検索結果からコンテンツに簡単にアクセスできない(コンテンツの閲覧を邪魔する)ページの検索評価を下げる」というアルゴリズムであり、ついに更新、導入が行われたということになります。

 

つまり、インタースティシャルやポップアップなどの表示によって、ユーザーがコンテンツを閲覧することを阻害する(不都合を感じる)仕組みが導入されているページは検索評価が落ちる(検索順位が下落する)ことになります

 

モバイル向けサイトに広告を表示させるためにインタースティシャルやポップアップを採用しているサイト(ブログ)は多いものです。

 

今後はそのようなサイト(ブログ)のページの検索順位が落ちることになるということをしっかり認識しておきましょう。

 

【追記】

アメリカで実際にインタースティシャルのペナルティにて、順位が下落したとされる例が書かれたエントリーをご紹介します。

 

 

Google Intrusive Interstitials Mobile Penalty Hurting Some Site's Mobile Rankings Now

 

重要なポイントは…

  • 新しいランキング要素の影響を受けない手法もある
  • 検索クエリの意図は引き続き重要な要素です
  • モバイルファーストインデックス導入以降はどうなるか?

 

スマホを眺める男の写真

回避策はあるか?

 

続きを読む
Copyright © 2014-2024 サーチサポーター All rights Reserved.