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【SEO】Google「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」を改訂(2017年版)

※ 2017/12/22:Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増え、日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったことを追記。

 

去る2017年12月12日に、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」が改訂されました。

 

※ 日本語版:

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

 

数年ぶりのガイド改訂ですが、以前のバージョンと比べても大幅な内容の変更はありません。

 

むしろ基本的な内容に限れば今までとほぼ同じ内容になっています(基本的なことだからこそ変わることはないのだとも言えますが)。

 

今回のガイドにて変わったのは以下の項目で、現状のWebメディアに則した記述が今回のガイドから新たに追加されています。


(検索結果に表示される内容が微妙に変わったり、スマートフォンの普及によりモバイルフレンドリーであることが求められているからと言えますね。)

 

  • コンテンツを最適化する
  • 構造化データマークアップを追加する
  • サイトをモバイルフレンドリーにする


また、ガイドには各項目別に「おすすめの方法」と「避けるべき方法」について具体的な例が挙げられています。

 

SEOをこれから勉強しようという初級者の方だけでなく、既にある程度は理解している中級者の方、いや、全ての方が是非ご一読することをおススメすると共に、このエントリーでは「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」についてご説明をいたします。

 

 

Googleにユーザーと同じようにページを認識してもらう(Fetch as Google)

Googleにコンテンツページのレンダリングとインデックスの登録(検索結果に登録する)を実現するためには、JavaScriptやCSS、画像ファイルなどへのアクセスをGooglebot(クローラー)に許可する必要があります。

 

robots.txtにて関連するファイルへのクロールの許可を行わない場合は、クローラーとユーザーで表示されるコンテンツ内容が違ってしまうため、コンテンツページのレンダリングとインデックス登録のどちらも阻害することになってしまいます。

 

【Google】CSSやJavaScriptのクロールをブロックするとSEOに影響 - 検索サポーター

 

このような場合は「Fetch as Google」を使うことを推奨します。

 

「Fetch as Google」はクローラーがJavaScript、CSS、画像ファイルを正しくクロールしているのかを確認することが出来るのです。

 

しかし、「Fetch as Google」と言うと、誰もが「即座にGoogleのインデックスに登録するためのツール」だと捉えている、その用途として使用している人が大多数でしょう。

 

正確に言えば「Fetch as Google」はすぐにインデックスを行うものではなく、「あくまで検索評価のリクエストを送信を行うもの」であり、「コンテンツページのレンダリング確認を行うためのツール」でもあるのです。

 

【SEO】Fetch as Googleの機能「取得してレンダリング」でサイトが正しくクロールされているかを確認しよう - 検索サポーター

 

【SEO】「Fetch as Google」はすぐにインデックスするものではなく、リクエスト送信をするだけのものです - 検索サポーター

 

よって、コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行うことを私はおススメします。

 

検索結果に適したタイトルとスニペットを作成する(タイトルとdescription)

これはもう言わずもがなですね。

 

コンテンツページのタイトルとスニペット(特にdescription(概要、要約文))は検索結果に表示されるのですから重要な要素です。

 

特にタイトルは検索クエリとの関連性よって強い検索評価となります(ランキングシグナルとされています)。

 

そしてdescriptionは、検索評価には繋がらない(ランキングシグナルとして評価されない)とはいえ、「検索ユーザーを引き込む(検索結果からユーザーに選んでもらう)」には大きな影響を与えます。

 

なぜならば検索結果にはタイトルとdescriptionが表示され、検索ユーザーは検索結果に表示された情報を元にしてコンテンツページの内容を(自分が求める情報があるかを)想像し、閲覧するかどうかを判断するからです。

 

【SEO】タイトルとメタディスクリプションから検索流入を増やす「SEOの基本」 - 検索サポーター

 

特にdescriptionは「面倒くさいから」という理由で設定していなかったり、設定していなければGoogleが自動でコンテンツの文頭や検索クエリに応じたコンテンツの該当部分を抜き出してくれるため、あえて設定を行わない人も多いものです。

 

しかし、全く見当違いの文章がピックアップされているなんてこともよくあることです。


それが原因で検索流入を減らしているのであれば、コンテンツ内容を一番知っている自分がまとめた概要、要約文がdescriptionに表示されるほうがまだよいでしょう(とはいえ、自分が設定したdescriptionが必ず設定されるとは限りません)。

 

更に言えばコンテンツ内容を短く分かりやすい文章にまとめることは、日常で文章を書く、使う際にも応用できるので文章力の向上に繋がります。


(これはSEOというよりはライティングスキルが身につくという副次的な効果ではありますが。)

 

【SEO】検索スニペットに表示するメタディスクリプションは検索流入を増加させる - 検索サポーター

 

ちなみに私はタイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを常に意識しています。

 

【追記】

Googleの検索結果に表示されるスニペットの文字数が大幅に増えました。

日本語では120文字前後でしたが、約2倍の250文字前後となったので、これからは250文字を目安にしてdescriptionを作成しましょう。

Google: Fundamentals of writing meta descriptions don't change with longer search snippets

 

(descriptionに文字数の制限はありませんが、スニペット表示ではデバイスの検索結果表示に合わせるため、必要に応じて文章が切り捨てられてしまいます。よって最初からPCでの表示に合わせた250文字を目安にして、自分でまとめた文章を設定するとよいという考えです。) 

 

URLの使用方法を理解する(ナビゲーションと分かりやすいURL)

サイトのナビゲーションはユーザーに必要な情報が掲載されているコンテンツページをすばやく見つけてもらうためにも重要な機能です。

 

たとえ検索流入によって最下層のコンテンツページからユーザーが流入したとしても、カテゴリ分けされた上位ページや、関連情報が掲載された別のコンテンツページを容易に辿ることが出来るとユーザビリティは向上します。

 

それを実現するべくグローバルメニューはもちろん「パンくずリスト」などのナビゲーションを設置すれば、サイト内での閲覧ユーザーの移動が容易となり、結果的に滞在時間、PVが増えることにもなるのです。

 

また、SEOを考慮してサイトのディレクトリ階層とURL表記を合わせることを強く意識するかも知れませんが、実はこの施策によって検索評価が上がるということはありません。

 

URLの長さは検索順位(ランキング)に影響を与えず、ディレクトリ階層が浅い(上位のページである)からといって検索評価が上がることもないのです。

 

これは「ディレクトリ階層」と「リンク階層」を同じものだと捉えることで起きる勘違いです。

 

SEOというよりは「ユーザーへの分かりやすさ」を求めた施策と言えます。

 

※ ディレクトリ階層とリンク階層の違いの説明については以下のページをご参照ください。

【SEO】URLのディレクトリ階層はクロールとインデックス、SEOにて影響を与えることはない - 検索サポーター

 

更にURLについて言えば、「日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか?」という議論もありますが、SEOにてどちらが有利であるということはありません。

 

【SEO】日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか? - 検索サポーター

 

ただし日本語URLだと英数字・記号に変換される(エンコードされる)環境も多い(SNS上では変換されて表示される)ので、私は個人的には英単語表記でのURLをおススメします

 

どちらにしても理解できない単語が含まれている(無機質な文字と数字の羅列による)極端に長く暗号のようなURLはユーザーを困惑させます。

 

(これはナビゲーションのカテゴリやタグにも言えることです。明解かつ端的な言葉(ワード)を使って分類を行いましょう。)

 

ナビゲーションもURLも、SEO云々よりは「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がけることがよいでしょう。

 

リンクを上手に使う(nofollow)

適切なリンクの設置は外部、内部リンクに関わらず、SEOではプラスに評価されます。

 

そのリンクがある(情報を紹介する)ことでユーザーに有益な情報を提供することはもちろん、リンク先のコンテンツページがリンクを貼ったコンテンツページと密接に関係するものであればあるほどコンテンツページの情報の価値を高めることにもなるからです。

 

【SEO】関連記事へのリンクでユーザーに良質な情報を提供することは結果的にSEOでプラスとなる - 検索サポーター

 

ただし、手段を目的にしてしまって「リンクを貼ればよい」となってしまうと全く意味がありません。

 

関連性がないリンクを大量に貼るのは逆にスパムだとみなされて、SEOではマイナスとなることは言わずもがなです。

 

特に外部リンクについては被リンク、発リンクともnofollowの概念をしっかりと理解する必要があります。

 

【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「nofollow」をつけましょう - 検索サポーター

 

ここで間違わないで欲しいことは、Googleはリンク売買を禁止しているわけではないという事です。

 

「広告(PR活動)」としてのリンクは「rel="nofollow"」属性を入れ、検索エンジンにその旨を認識させることは認められています。


(だからこそアフィリエイトのリンクなどはnofollowを使うことが求められているのです。)

 

また、低品質のリンクがウィジェットに埋め込まれたまま様々なサイトへ配布されているケースについても注意が必要です。

 

自分の意志で行っていることではないとはいえ、nofollowが使われていないウィジェットを使うことでペナルティを受けるのは自分自身のサイトですから極力使わないようにしましょう。

 

【SEO】nofollowでないウィジェットリンクはスパムとみなすことをGoogleが改めて通告 - 検索サポーター

 

宣伝目的や、あるサイトに否定的に言及すると共に自身のサイトへの評判、検索評価をそのサイトには与えたくない場合などはnofollowを使いましょう。

(後者については言及すらしない、スルーするのがベストではありますが…)

 

特に外部リンクについてはnofollowの概念をしっかりと理解し、適切に使用することを心がけてください。

 

画像を最適化する(alt属性)

画像ファイルに分かりやすいファイル名を付けて、alt属性の説明を入力する。

これももう言わずもがなな施策です。

 

alt属性を使用すると、何らかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できるのはもちろん、目が不自由な人などが使う読み上げソフトでは、画像の説明のためにalt属性を読み上げてくれます。


(altはalternative、つまり「代替」なのです。)

 

SEOに有効だからと考えるのではなく、ユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定するものだと考えれば理解できる施策です。

 

(そう考えることが出来たなら目が不自由な人に「alt属性に上位表示させたい複数のキーワードを盛り込んだテキスト」を聞かせることがいかにユーザービリティを損なうか、スパム行為であることかが分かるでしょう。)

 

【SEO】alt属性は「画像を端的に説明するテキスト」にする - 検索サポーター

 

このalt属性もdescription同様に「面倒くさいから」という理由で設定されないことが多いのですが、何らかの理由で画像が表示されない場合の説明としてユーザーにとって有効であると考えれば、ないよりはあったほうがよいと結論付けられます。

  

サイトをモバイルフレンドリーにする(MFI)

モバイルファーストインデックスを意識したモバイルフレンドリーについて。

 

本日、Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)について(Googleの現在のクロール、インデックス登録、ランキングのシステムをモバイル版にシフトすること)についての情報を発表しました。

 

※ 参考:

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けてサイトを準備するためのヒント

 

このようにGoogleがデスクトップからモバイルへと評価基準を変更を開始したのは前述の通り、スマートフォンの普及によるユーザビリティを考慮した場合、モバイルフレンドリーであることが世の中から求められているからだと言えます。

 

MFIが騒がれ出した去年の時点で既にGoogle検索の半分以上がスマートフォン、かつ、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連するものだと言われていました。

 

【SEO】Google検索の半分以上がスマートフォンで、モバイル検索の3分の1はローカル検索(現在地や特定の地名)に関連 - 検索サポーター


更には去年の時点でモバイル検索の20%が音声検索だということも言われています。

 

(Google Homeなどの音声入力デバイスが増えてきていることを鑑みれば、今のこの変化も然るべきことだと言えますね。)

 

【SEO】今やモバイル検索の20%が音声検索。ハミングバードがより重要に - 検索サポーター

 

レスポンシブデザインを採用しているサイトやデスクトップ版と同等のコンテンツとマークアップをすべて含んでいるサイトに関しては特に何もする必要はないということではありますが、MFIに向けて準備することは「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ同じ説明となっています。

 

よってデバイスこそ変われど、行う施策は「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」とほぼ変わらないのです。

 

モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて、上記の施策で自身のモバイルサイトに足りないものは何かを探して実施しましょう。

 

女性が手を合わせて感謝しているイラスト

神は細部に宿る。

 

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド まとめ

このエントリーで紹介した施策はあくまで「コンテンツを作る上で私自身が気を付けている項目、意識している施策」かつ「誰にでもすぐに取り組める容易な施策」ではありますが、SEOとしても的を外しているということはないと自負しています。

 

私の好きな言葉に「神は細部に宿る」というものがあります。


この僅かながらの小さい作業や心がけが、ユーザーの利便性を考えた施策が結果では大きな差となって現れる。私はそう確信しています。

 


最後にもう一度まとめます。

 

  • コンテンツページを大幅に修正した場合は「Fetch as Google」を行ってレンダリング確認を行うと共に、検索評価リクエストを行う
  • タイトルは「極力30文字以内かつ検索意図のキーワードを入れる」、descriptionは「120文字250文字以内に収め、意図に対する答えを盛り込む」ことを意識する
  • ナビゲーションもURLも「ユーザーに情報を容易に伝えることが出来る」言葉、表現を心がける
  • 外部リンクは「nofollow」の概念をしっかりと理解し、適切に使用する
  • 「alt属性」はユーザビリティの向上のため、画像情報を過不足なく伝えるために設定する
  • MFIは(レスポンシブであれば特に気にはしないが)モバイルユーザーにとって何が有益なサイト構成か、コンテンツページなのかを考えて自身のモバイルサイトに足りない施策を実施する

 

以上の施策を是非参考にして、(出来ることならばただ実施するのでななく)アレンジして実施することで「あなた自身のノウハウ」にして下さると幸いです。

 


※ 参考:

【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター

 

【書評】「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」で日々の実務を楽にして資産にしよう

※ 私の読みたかった、欲しかった書籍「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」を、出版社(株式会社秀和システム)より献本いただきました。その書評エントリーです。

 

このブログでは2冊目となる書評エントリーをお送りします。

 

今や日々のデスクワーク、実務に欠かせなくなったと言えるMicrosoft Excel。

 

毎日パソコンで仕事をこなしている方であれば、使わない日はないくらいに私達の日々の実務で使われ、浸透しています。

 

その用途も様々で、表計算はもちろん見積書や請求書などの社外への書類や、社内共有する日々の売り上げデータの蓄積や、発注や在庫の管理を行うデータベースのように使われてもいることでしょう。

 

また、Excelには自動計算や図やグラフの描写だけでなく、シートの印刷や追加、削除などの作業もスムーズに行える、可能にするマクロ*1という機能があります。

  

このマクロを組み立てて使用すれば、別シートやテキストファイルに書かれているデータを目で追いながら手でタイピング入力する作業が自動的に行われ、更にはデータ入力後の合計や平均の算出、表やグラフの作成作業などもマクロを使えば自動的に計算、表示されることが可能となるのです。

 

そんな日々の作業を楽にしてしまうマクロ、ExcelVBAを使い倒して日々の実務を楽にしてしまおうという書籍が「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」です。

 

【追記】

Kindle版はただ今半額セールが行われています。http://amzn.to/2AboaOD

 

著者は株式会社プランノーツ代表の高橋宣成(@ntakahashi0505)さん。

いつも隣にITのお仕事」というブログを運営されています。

 

マクロ、ExcelVBAをこれから学ぶ、プログラム自体を初めて学ぶという方には本書はかなり難しい内容ですが、日々Excelに触れ、業務を楽にしたいという気持ちがある方は是非読んで実践してみることをおススメします。

 

本書の特徴は…

  • デバックの時間と手間をいかに減らすか
  • プロセスに分解、翻訳することで理解も深まる
  • 全ページがカラーである
  • ExcelVBAを自身のスキルにしたい人にはおススメ

 

本書の表紙写真

ExcelVBAを自身のスキルにしよう!

 

*1:Excel上で行われる複数の手順を記憶し、これを自動的に実行させる機能のこと。

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【SEO】Googleが検索品質評価ガイドラインを更新。攻撃的や不正確、ヘイトなコンテンツは低品質と扱われます

これからは炎上を狙った、嫌悪感を煽るだけのコンテンツページの検索評価(検索順位)は上がりにくくなるどころか、検索結果に表示されにくくなります。

 

そう思わせる基準がGoogleの検索品質評価ガイドラインに追加されました。

 

※ Google 検索品質評価ガイドライン

https://static.googleusercontent.com/media/www.google.com/ja//insidesearch/howsearchworks/assets/searchqualityevaluatorguidelines.pdf

 

今回ガイドラインに追加された内容は、Googleは攻撃的や不正確、ヘイトを含めたコンテンツを低品質として扱うようチェックするということ、そのためにアルゴリズムの改善を進めているという内容です。

 

特に攻撃的であったり、怒りを引き起こすコンテンツの品質チェックに関しては「検索クエリに関係なく評価する仕組みがある」ことが解説されています。

 

更に「人種差別につながる内容」や「なりすまし・フェイクニュース」、「広告売上だけのために作られた情報」なども低品質の対象となることも追加されています。

 

これらのことから分かるように、Google検索ではユーザーの嫌悪感、怒りという感情を煽るコンテンツページは良い検索評価を与えられなくなる、いわゆる炎上商法でアクセス数を稼ぐということが(Google検索に関しては)難しくなっていくと言えるでしょう。

 

※ 2017/4/7【追記】:Googleは検索結果においてのファクトチェック(事実確認)を、全世界で行う(更に拡大していく)ようです。

Fact Check now available in Google Search and News around the world

 

重要なポイントは…

  • 今はまだ真偽の判断は難しい状況か
  • 好きの反対は嫌いではなくて無関心
  • 信頼という評価は積み重なるもの(逆もまた然り)

 

PCを操作している男性のイラスト(今はまだ真偽の判断が難しい状況)

それ、ネタじゃないの?

 

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【SEO】Googleのモバイル検索結果に「~に移動」というページ内のid属性(アンカーリンク)が表示可能に

※2017/1/20:検索結果のリンクの作成はid属性ではなく、アンカーリンクのテキストによって作成されます。記述ミスの部分を修正しました。

 

従来のGoogleモバイル検索では検索結果をタップすると、そのページの頭の部分から表示されるのですが、今回より検索クエリに該当するページ内にid属性(アンカーリンク)が割り振られている箇所があるならば、その場所に直接アクセス出来るリンクが検索結果に表示されるようになりました。

 

つまり、モバイル検索結果から検索クエリに適うページ内の該当部分に直接飛ぶことが出来る、閲覧できるようになったのです。

 

今まではユーザー自らそのページの頭から該当部分を探さなくてはなりませんでしたが、この機能によってその手間が省かれることはもちろん、検索結果のdescription(概要文)には検索クエリに適う文章が表示される可能性が高まることにもなるので、検索流入が増えることにも繋がります。

 

検索流入を増やす、SEO対策を考えるなら是非とも知っておきたい検索結果の仕様変更です。

 

重要なポイントは…

  • PCもモバイルでも既に導入済みであった
  • description(概要文)に「~に移動」というリンクが作られる
  • id属性を割り振る(アンカーリンクを設定する)
  • id属性を埋め込めばよいというものではない

 

PCとスマホを見ている2人の女性

PCでも既に導入済です。

 

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【SEO】Googleがコンテンツを邪魔するインタースティシャル、ポップアップの検索評価を下げるアルゴリズムを導入

※ 2017/1/13:アメリカで実際にインタースティシャルのペナルティにて、順位が下落したとされる例が書かれたエントリーへのリンクを追記しました。

 

以前より伝えられていたGoogleのアルゴリズム更新が先日(2017年1月11日)実施されました

 

これは「モバイル向けサイトにおいて、ユーザーがモバイル検索結果からコンテンツに簡単にアクセスできない(コンテンツの閲覧を邪魔する)ページの検索評価を下げる」というアルゴリズムであり、ついに更新、導入が行われたということになります。

 

つまり、インタースティシャルやポップアップなどの表示によって、ユーザーがコンテンツを閲覧することを阻害する(不都合を感じる)仕組みが導入されているページは検索評価が落ちる(検索順位が下落する)ことになります

 

モバイル向けサイトに広告を表示させるためにインタースティシャルやポップアップを採用しているサイト(ブログ)は多いものです。

 

今後はそのようなサイト(ブログ)のページの検索順位が落ちることになるということをしっかり認識しておきましょう。

 

【追記】

アメリカで実際にインタースティシャルのペナルティにて、順位が下落したとされる例が書かれたエントリーをご紹介します。

 

 

Google Intrusive Interstitials Mobile Penalty Hurting Some Site's Mobile Rankings Now

 

重要なポイントは…

  • 新しいランキング要素の影響を受けない手法もある
  • 検索クエリの意図は引き続き重要な要素です
  • モバイルファーストインデックス導入以降はどうなるか?

 

スマホを眺める男の写真

回避策はあるか?

 

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【SEO】ドメインオーソリティが低いから低品質?更新頻度が高いから低品質とは限りません

※ 2017/4/1:アメリカで行われたSMX West2017のセッションにて、Googleより「ドメインオーソリティーというシグナルは持っていない」という説明がなされました。

重要なポイントは…

  • 初心者は鵜呑みにしてはいけません
  • 「ドメインオーソリティが低いから低品質なブログ」?
  • 「多更新は無意味でありブログに最悪な影響を与える」?
  • 「リライトは大幅変更とする」?
  • 最後に「ユーザー目線」だと尤もらしく語っていますが…
  • 個人的な意見を言えば…

初心者は鵜呑みにしてはいけません

以前「リスティング広告は自然検索の順位に影響する」という都市伝説や、「リライトによるSEO対策は3000文字が必要だ」と根拠のないことを語っていたブログエントリーについて、私はその内容を否定したエントリーを書きました。

 

【SEO】いまだに語られるリスティング都市伝説と、ユーザーの検索意図を汲まない無意味なリライトと長文 - 検索サポーター

 


同様に、昨日は「ドメインオーソリティーが低いから低品質なブログだ」と一方的に決めて、他者のブログを見当違いな分析によって低品質だと論じていたエントリーを目にしてしまいました。

 

そのエントリーは初心者必見のSEO対策であるとタイトルに書いて煽っていましたが、そもそも初心者がドメインオーソリティーを知っている、理解も出来ているならばその時点でもう初心者ではありません。


更に言えば、ドメインオーソリティーをちゃんと理解して、かつ数値を上げるべく対策を考えて実行することは、初心者だけでなくある程度SEOのことを知っている、熟練している人であってもかなり難しいことです。

 

残念ながらそのエントリーをむしろ初心者が見て鵜呑みにしてしまうとSEOを誤解してしまう内容が書かれていました

 

そして肝心の内容も所々誤っている記述が多い、説明不足な点が多いので、私はこのエントリーにて指摘かつ説明を行おうと思います。

 

【2017/4/1:追記】

Googleより「ドメインオーソリティーというシグナルは持ってない」ということ、「サブドメインオーソリティも存在しない」という説明がなされました。

結論を言ってしまえば、ドメインオーソリティーはSEOに影響を与える指標ではないということです。

 

2人のGoogle社員が何でも答えてくれた――フレッドアップデート、PWA、重複コンテンツペナルティ、機械学習などなど #SMX West 2017 | 海外SEO情報ブログ

 

PCを見て怪しんでいる男の写真

それ、どこ情報?

 

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【SEO】アフィリエイトリンク然り、記事広告のリンクにもnofollowを付けましょう

※ 2017/2/9:多くのアフィリエイトサービスでrel="nofollow"属性の対応が実施され始めています。最大手のA8.net(エーハチネット)もタグの変更を、rel="nofollow"属性の対応が実施されたことを追記しました。

重要なポイントは…

  • それ、記事広告でなくてステマですよ
  • 記事広告は広告であることを明記し、リンクにもnofollowを付ける
  • 被リンクだけでなく、発リンクもペナルティを受けます
  • アフィリエイトや記事広告もちゃんと評価されます

それ、記事広告でなくてステマですよ

本題に入る前に、突然ですが質問です。

 

あなたのブログの目的は何ですか?

 

ブログを開設、運営する理由は人(ブログ)それぞれですし、最終的な目的も人(ブログ)によって違うものです。

 

好きなことを好きなように書きたい、有名になりたい(承認されたい)、PVを集めたい、ブログ運営で収益を増やしたい…など、様々な目的があるでしょう。

 

特に最近はブログアドバイザーやプロブロガーを名乗ってブログサロンを開設したり、自らの情報商材(有料記事含む)に誘引することでマネタイズを行っている雑記ブロガーが増えてきているなと感じています。

 

目的がそれぞれで違うのですから「これはダメだ」「これはいけない」などと一概には否定することは出来ませんし、赤の他人がそれを強制することも出来ません。

 

しかし、その目的を適える為に(特に自らの収益を増やすために)「あまり褒められることではない方法」を平気で行っているブロガーも存在します。

 

その方法とは、ズバリ「ステルスマーケティング(ステマ)」です。

 

自身のブログにて「信頼が第一」と宣いながら、確信犯だと言わざるを得ないコンテンツで自身の読者、ファンを欺く行為であるステマを平然と行っているタチの悪いブロガーが存在するのです。

 

今回はステマにならない(Googleからペナルティを受けない)よう、アフィリエイトリンク然り、記事広告のリンクにもしっかりnofollowを付けることについて説明します。

 

PCのきーぼーどキーボードを叩いている男の写真

邪悪なことをやっていませんか?

 

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【Google】ついに実施!Googleがペンギンアップデート4.0の公式発表を予定

※ 2016/9/23:Googleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとすることを発表しました(今後はペンギンアップデートの公式な告知、報告は行われません)。

重要なポイントは…

  • 先週末もコアのランキングアルゴリズムのアップデートが行われましたが…
  • ペンギンアップデート4.0の対応策は?
  • 今後もアルゴリズムアップデートは恐れるに足らず!

先週末もコアのランキングアルゴリズムのアップデートが行われましたが…

もう忘れ去られてしまっていた、もう実施されることはないと多くの人が思っていたであろうペンギンアップデート4.0がついに実施されます!

 

Googleのオフィスアワーにて、ジョン・ミューラー氏が「ペンギンアップデート4.0について公式発表の準備を行っている」ということを明言しました。

 

 

昨年より何度も何度も実施することが伝えられていたペンギンアップデート4.0ですが、ことあるごとに「近々実施する」とだけ発表され、年が明けた2016年9月現在になっても実施はもちろん告知すらも行われていませんでした。

 

そんな中、先週末にGoogle検索にて大きな順位変動が起こったことで「ペンギンアップデート4.0が起きたのではないか?」と巷で予測がなされたのですが、これはコアのランキングアルゴリズムのアップデートであり、ペンギンアップデート4.0ではないという分析結果は発表されています。

 

Google: Penguin 4.0 Did Not Launch This Weekend

 

また、先週末のコアのランキングアルゴリズムアップデートの前には、ローカル検索のアルゴリズムについてもアップデートが行われたと言われており、この2つの連続したアップデートによって順位が大幅に変動したサイトも多く存在することで、ペンギンアップデート4.0ではないのか?とも予測されました。

 

(結果的にこれはペンギンアップデート4.0ではなかったのですが。)

 

Google Local Pack Results Algorithm Or Spam Update?

 

ちなみに私が管理しているサイト(ブログ)では、ほぼ変化はなかった(むしろ順位が微妙に上がった)のでさして気にしてはいなかったのですが、まわりでは検索順位が落ちたという話ばかりを見聞きしましたので、間違いなくこの2つのアップデートは行われたと言えそうです。

 

そして、この2つのアップデートと違うペンギンアップデート4.0が今後実施される予定であることがミューラー氏の口から語られたのですから、今後は更に検索順位の変動が起こることが予想されます。

 

実施する日時までは限定しませんでしたが、近日中に発表が行われ、実施されることは間違いないでしょう。

 

(さすがにここまで引っ張っておいて、公式発表で「やっぱり止めます…」なんて言うとは思えませんし、止めるのだったらわざわざ発表の準備をしているなんて言わないでしょうから。)

 

【追記】

2016/9/23にGoogleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとなること、そして今後はペンギンアップデートについてはコメントを行わないことも併せて発表されました。

 

(ちなみにGoogleはコアのランキングアルゴリズム更新については、今までも告知は行いませんでした)。

 

Google ウェブマスター向け公式ブログ: Penguin が Google のコア アルゴリズムの一部になりました

 

 

キーボードを打っている男の写真

ペンギンアップデート4.0の対策は?

 

 

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【SEO】AMP対応は必須となるか?GoogleがAMP対応を促すメッセージの配信とモバイル検索結果に専用枠を導入予定

※ 2016/8/16:AMP対応ページにAdSenseを表示させるための設定として、amp-adタグについて追記。

 

需要なポイントは…

  • GoogleがAMP対応を促すメッセージを配信
  • モバイル検索結果に新しい機能(専用枠)を導入予定
  • AMP対応のメリット、デメリット
  • AMP対応は必須となるか?

GoogleがAMP対応を促すメッセージを配信

つい先日、Googleはモバイル検索にて「AMPページをスマホ向けページに置き換えて検索結果に表示する実験を開始した」ことを当ブログでもお伝えしましたが、更にGoogleはAMP対応をサイト管理ユーザーに促すため、サーチコンソールからAMP対応ページの作成を推奨するメッセージを配信しました

 

このメッセージは最初は英語圏のユーザーだけに配信されているにとどまっていましたが、私のアカウントにも送信されて来ましたので日本語圏はもちろん、遅かれ早かれ全てのサーチコンソールアカウントにこのメッセージは配信されることになると私は考えています。

 

SEOコンサルタントのアラン・ブレワイズ氏のtweet

 


実は、Googleは以前にもAMP対応を促す同様のメッセージを(主にニュースサイトを運営している)サイト管理者に配信したことがあります。

 

「Search Engine Land」のグレン・ゲイブ氏のtweet

 

今回のメッセージ配信はその限りではないことからも分かるように、GoogleにはAMPの導入を更に広げたい、普及させたいという意図があることが読み取れます。

 

また、モバイル検索流入を考えるなら(モバイル検索ユーザーに価値を与えたいなら)、今後はAMP対応は必須となる、避けては通れなくなることが予想されます。

 

ちなみに当ブログはAMP対応を行い、モバイル検索流入が増加しました!

 

(モバイル検索ユーザーにとっても読み込みが早いほうが便利、即座に情報を得られるのですから理に適っていると言えますよね。)

 

【SEO】音声検索は文字入力検索に比べアクション系クエリが30倍多いことやAMPページ対応からモバイル検索を考える - 検索サポーター

 

【SEO】GoogleニュースがAMP対応を開始。モバイル検索の評価に影響するか? - 検索サポーター

 

 

スマホを見て驚いている男の写真

モバイル検索結果が変わります。

 

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【SEO】ポップアップやインタースティシャルでコンテンツが隠れるとSEOでマイナスとなり得る

※ 2016/7/28:モバイルページでは、タブや展開ボタンはポピュラーな手法であるとGoogleは認識している旨を追記。

コンテンツが正しく評価されないからSEOでマイナスとなる

サイトをを閲覧しようとしたらポップアップ、インタースティシャル広告が強制的に表示され、画面いっぱいに表示されてしまうことで、広告をクリックするかスキップを行わない限りはコンテンツが読めない(見えない)…

 

このようなことを誰もが一度は経験しているのではないでしょうか?

 

そんなポップアップ、インタースティシャル広告は、肝心のコンテンツを隠してしまうため、Googleがちゃんと評価せずにスルーしてしまう可能性が十分にある(コンテンツが正しく評価されないため、SEOでマイナスとなる)ことが『Web担(Web担当Forum)』のエントリー「ポップアップで隠されたメインコンテンツをグーグルは重要視しないかも | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」にて、Googleのジョン・ミューラー氏の回答と共に取り上げれられていました。

 

【質問者】

ポップアップで隠されたコンテンツよりも、ポップアップ内のコンテンツをGooglebotが重要視してしまう危険性はありますか?

 

【ミューラー氏】
そういうことは起こりうる。間違いなく起こりうる。

 

訳:

ポップアップで隠されたメインコンテンツをグーグルは重要視しないかも | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

元エントリーの見解にあるように、ポップアップ、インタースティシャル広告によって、絶対に検索評価が落ちるというわけではありませんが、隠れてしまったコンテンツが正しく評価されないのですから、SEOでマイナス要因となる可能性が高いというのも納得が出来る話です。

 

特にモバイルサイトにおけるアプリインストールのインタースティシャルについては、Googleは既にマイナス評価を与えるアルゴリズムを組み込んでいます。

 

これはコンテンツが正しく評価されないどころか、アプリのインストールを押し売りしていることにもなるので「ユーザー体験も著しく損ねている」、故に検索評価(SEO)も落としているということになると言えるでしょう。

 

 

スマホの画面を眺めて起こっている男の写真

隠す広告はSEOでも「邪魔」になる。

 

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【SEO】いまだに語られるリスティング都市伝説と、ユーザーの検索意図を汲まない無意味なリライトと長文

※ 2016/12/5:Googleの金谷さんからも「AdWordsを利用しても自然検索の順位には全く影響はない」ことをツイートでいただきました。また、Googleの公式な説明ページへのリンクを追記しました。

重要なポイントは…

  • 相関関係と因果関係をごっちゃにしていませんか?
  • リスティング(AdWords)に出稿すれば自然検索でも優遇される?
  • リライト、長文を目的にしていませんか?
  • 更新頻度も関係しているは間違い
  • 「答え」でなく「解き方」を理解する

相関関係と因果関係をごっちゃにしていませんか?

最近「リライトと長文はSEOに有効だ(検索順位が上がる)」というブログ記事をよく見かけるようになりました。

 

しかし残念ながらそれらの記事のほとんどが肝心の「ユーザーの検索意図」については説明がなく、「リライトをしましょう(更新頻度を上げましょう含む)」、「文字数は最低でも2000文字が必要です」と、方法論しか語っていません。

 

検索順位(検索評価)は検索キーワード(クエリ)そのものというよりは検索意図に依存し、かつ、サイト(ブログ)のメインテーマにも依存することなので「一概に断定は出来ないこと」なのですが、そういった説明を抜きにしてしまっている記事が多いと感じています。

 

最近見たとある記事では、「リスティング広告は自然検索の順位に影響する」という都市伝説を検索評価の要因としていたり、また、どこから出してきたデータなのか分からない総文字数を掲げて、検索上位にする、SEO対策には3000文字が必要だという分析、結論に達していました

 

(「検索上位に表示させるために広告を利用している」という定義自体が私には理解できませんでした。有料リンクのことならばまだ分かりますが、リスティング広告と書いていたのでその言葉通り受けとります。)


受け手にしてみれば数字が明示してあるとさも正しいことのよう思えてしまいますが、相関関係と因果関係をごっちゃにしている分析は時として間違えた結論に至ってしまいます。

 

(そもそもその記事のデータの元となっていた総文字数の理論すらも私は理解、納得ができませんでしたが。)

 

このような間違った情報を鵜呑みにして、全く意味のないリライトや、文字数を増やしただけの長文を書くブロガーやライターも増えてきているようなので、今回はリスティング広告の都市伝説の否定とリライト、長文について説明したいと思います。

 

【SEO】SEOは「ユーザーに有益な情報を届ける仕組み(手段)」という前提を忘れていませんか? - 検索サポーター

 

 

お金を握りしめている男の写真

リスティングが優遇されるなら、検索上位は大企業だけで占められますよ。

 

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【Google】今度こそ本当?ペンギンアップデート4.0はもうすぐ実施か

※ 2016/9/23:Googleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとすることを発表しました。

ジョン・ミューラー氏は「告知する」と明言していた

去年内に実施すると言われ、その予定が年初となり、ついにはいまだに実施されていないペンギンアップデート4.0ですが、Googleのジョン・ミューラー氏が「そう遠くない将来に実施されると私は思う」という予測を口にしたことが、『Web担(Web担当Forum)』のエントリー「Search Consoleに複数サイトをまとめて集計できるプロパティセットが登場! などSEO記事まとめ10+4本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「次回のペンギン更新はそう遠くない将来に実施か?」にてピックアップされていました。

 

ジョン・ミューラー氏は以前にも「ペンギンアップデート4.0が実施されたら公式にアナウンスを行う」ことを明言していました。

 

(その時は「まだ何も決まっていない(話せない)」とも言っていました。)

 

【Google】ペンギンアップデート4.0の告知を行うことをジョン・ミューラー氏が明言 - 検索サポーター

 

今回、このような発言をしたということはその準備が着々と進んでいるということであり、そしてその準備が整い次第実施されるということで間違いないと言えるでしょう。


去年からずっと「実施する」とばかり言われていたペンギンアップデート4.0がついに実施されそうです!

 

【追記】

2016/9/23にGoogleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとなること、そして今後はペンギンアップデートについてはコメントを行わないことも併せて発表されました(Googleはコアのランキングアルゴリズム更新については今までも告知しませんでした)。

 

【Google】ついに実施!Googleがペンギンアップデート4.0の公式発表を予定 - 検索サポーター

 

時は来た!それだけだ!

 

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【Google】そのリダイレクトは大丈夫?不正なモバイルリダイレクトの増加による注意喚起

※ 2016/5/26:タイトルの変更、及び誤字の修正を行いました。

リダイレクトとは?

あなたのサイト(ブログ)はリダイレクト設定を行っていますか?

 

特にモバイルサイトではレスポンシブ対応ではなくて、スマートフォンの小さな画面に合わせるためにコンテンツを最適化した(文章の簡略化や画像など一部のコンテンツを変更した)モバイル専用ページへリダイレクトを使って飛ばすという設定を行っているサイトもあるでしょう。

 

ここでリダイレクトについて簡単に説明します。

 

最初にアクセスしたURLとは別のURLに移動させるための設定であり、例えば従来のコンテンツページを新しいページ(URL)に移転した場合や、ユーザーのデバイスによって飛び先のページを変えるときなどに使われる設定です(複数のページを1つのページに統合した場合などにもよく使われます)。

 

このようにリダイレクトにはURLが変わることなく飛び先のページを変えることが出来るというメリットがあるのですが、これを逆に悪用する、ユーザーに意図していないページへ飛ばすというスパム手法としても使われることもあります。

 

そんなリダイレクトについて、GoogleがウェブマスターGoogle+公式アカウントにて不正なモバイルリダイレクトに対して注意喚起を行ったことが『Web担当者Forum(Web坦)』のエントリー「noindexページは解除しても元の順位にすぐには回復できないらしい | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「グーグル、不正なモバイルリダイレクトに注意喚起」にて報じられていました。

 

ここで言われている「不正なモバイルリダイレクト」とは、同じURLであってもGoogleのbot(クローラー)や人間がPCでアクセスしたときには通常のコンテンツが表示されるのですが、人間の訪問者がモバイルからアクセスすると、そのページとは関係のない不正なサイトページや広告ページへリダイレクトされる状態のことを指して語られています。

 

Detect and get rid of unwanted sneaky mobile redirects - Search Console Help

 

スマホを見てびっくりしている男の写真

変なページにリダイレクトされたぞ・・・

 

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【Google】ペンギンアップデート4.0の告知を行うことをジョン・ミューラー氏が明言

※ 2016/9/23:Googleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとすることを発表しました。

いまだに予定は未定ですが

今年最初の四半期内(3月まで)までに実施されるであろうと言われていたペンギンアップデート4.0ですが、今年ももうすぐ5月になろうというのに、いまだに実施されていません。

 

【Google】次のペンギンアップデートは四半期中(3月まで)に実施予定 - 検索サポーター

 

その発言を行ったGoogleのゲイリー・イリーズ氏も先月には(ペンギンアルゴリズムの開発に直接関わっているわけではないし、話を聞くだけの立場なので)予定が外れることもあるので、これ以上はもう言いたくないという旨をTwitterで明かしていました。

 

【Google】次回のペンギンアップデートの予定は告知されず。被リンクとコンテンツを見直そう - 検索サポーター

 

また、今年に入ってペンギンアップデートか?と思われるような順位変動は何度か起こりましたが、いまだペンギンアップデート4.0は実施されていません。

 

【SEO】ペンギンアップデートではないランキングアルゴリズムの中核部分の更新にて順位変動が発生 - 検索サポーター

 

そんなペンギンアップデート4.0ですが、先日行われたGoogleのオンラインカンファレンスにおいて、ジョン・ミューラー氏がペンギンアップデート4.0が実施されたら公式にアナウンスを行うことを明言しました

 

 

私はペンギンアップデート4.0以降はコアアップデートに組み込まれてリアルタイム処理されることになるので、もう告知されることはないと受け取っていましたし、そのタイミングで何か大幅なSEO対策をやらなければならないということもないので、既にあまり気にしてはいませんでした。

 

また、余程何らかのペナルティと成り得るような施策さえ行っていなければ、ペンギンアップデート4.0が実施されても特にあわてることもないと考えています。


(皆様も特にあわてることはありませんよね?)

 

そして肝心のペンギンアップデート4.0の実施日ですが、ジョン・ミューラー氏は「まだ何も決まっていない(話せない)」とも明言しています。

 

・・・どうやら暫くは気にしなくてよさそうですね。

 

【追記】

2016/9/23にGoogleがペンギンアップデートを実施し、これからはリアルタイムで処理を行うコアのランキングアルゴリズムとなること、そして今後はペンギンアップデートについてはコメントを行わないことも併せて発表されました(Googleはコアのランキングアルゴリズム更新については今までも告知しませんでした)。

 

【Google】ついに実施!Googleがペンギンアップデート4.0の公式発表を予定 - 検索サポーター

 

びっくりしている男の写真

慌てたところでどうにかなるというものでもありませんが。

 

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